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WECとフォーミュラE、2018年は日程の”バッティングなし”で合意

6/23(金) 16:36配信

motorsport.com 日本版

F1、WEC、フォーミュラEの代表は、今後日程のバッティングをできるだけ回避するということに合意。WECとフォーミュラEは日程が完全にずれることになった。

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 FIA主導でF1、世界耐久選手権(WEC)、フォーミュラEの各代表が会談を行い、今後のシーズンは日程のバッティングをできるだけ避けることが合意された。

 この結果、F1とWECは同じ週末に、同じ国でのレースを開催しないことを再確認。また、WECとフォーミュラEは両チャンピオンシップに参戦しているドライバーも多いため、全日程でバッティングを回避することを決定した。

 また、世界3大レースのひとつ、ル・マン24時間レースのある週末にはF1が開催されないという原則も再確認された。

 先月のF1モナコGPの週末に開かれたこの会談には、F1のスポーツ面の責任者であるロス・ブラウンと、WECの代表ジェラルド・ヌブー、フォーミュラE創設者のアレハンドロ・アガグが出席した。

 今月初め、アガグはこの会議を「FIAが主導した非常に好ましい新しい取り組み」だと述べたが、2018年に向けて「日程のバッティングを回避しようとしているレースがまだ残っている」ことを認めていた。

 ヌブーは、7月15日~16日に開催されるWECのニュルブルクリンク6時間とフォーミュラEのニューヨークePrixの日程バッティングは今年1回限りであり、2018年には問題は起こらないと主張した。

「ル・マンが行われる週末は”保護”されるだろうし、同じ国でF1とWECを同時に開催することはないだろう。それは理にかなっていないことだ」

「我々はお互いのために最善を尽くそうと努力しており、3人のパートナーが非常に建設的に動いていると感じている」

 今週初め、FIAが発表したフォーミュラEの2017/18年(シーズン4)の暫定カレンダーが、彼の主張を裏付けている。

 ニューヨークで行われるダブルヘッダーが7月7日~8日に開催予定となっており、1週間前倒しされたのだ。ニュルブルクリンクで行われるWECのレースは、その次の週末からしか開催できない。なぜなら、ヌブーがル・マン24時間の前後4週間はレースを行わないことを、WECのチームに約束しているからであり、来年のル・マン24時間は6月15日~16日に開催される予定であるからだ。

 その他のWECの暫定カレンダーについては、今年の後半まで発表されないとみられる。

 発表されたフォーミュラEの11ラウンドのうち、約半分となる5つはF1と日程がバッティングしている。バーレーンGPとローマePrix、アゼルバイジャンGPとパリePrix、カナダGPと開催地未発表のレース、イギリスGPとニューヨークePrix、ハンガリーGPとフォーミュラE最終戦モントリオールePrixといった具合だ。

 アガグはこれについて「F1とは何の問題もない。どちらにも参戦しているドライバーはいないからだ。F1のレースはとても多いので、我々は日程のバッティングを受け入れる」と語った。

Gary Watkins