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「メディアまで私物化されれば、民主主義は死ぬ」前川氏が語った「権力とメディア」

6/23(金) 18:24配信

BuzzFeed Japan

「この一件を通じて、全く別の問題として認識を新たにしたのが、国家権力とメディアの問題だ」ーー。前・文部科学事務次官の前川喜平さんは6月23日、日本記者クラブで開いた記者会見でこう切り出した。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

「ここにはメディアのみなさまが、むしろ日本を代表するメディアのみなさまが集まっておられるわけですけれども……」

「一つは私に個人攻撃だと思われる記事が5月22日の読売新聞に掲載されました。これはもちろん私としては不愉快なことでしたが、その背後に何があったかは、きっちりとメディアの関係者の中で、検証されるべき問題だと思います。私は個人的には、官邸の関与があったと考えております」

前川氏は続ける。

「それから、加計学園に関わる文書の信ぴょう性ですとか、官邸からの働きかけといった問題について、私に最初にインタビューを行ったのはNHKです。ところが、その映像はなぜか放送されないままになっております。いまだに報じられておりません」

「また、この真相を表す内部文書の中でも、非常に決定的な9月26日の日付付きの文書がありますが、官邸の最高レベルという文言が入っている文書ですね。これは、朝日新聞が報じる前の夜に、NHKは報じていました。しかし、核心の部分は、黒塗りにされていました。これはなぜなんだろう」

「あの……NHKを責めているわけではないんですけれども」

会場には、200人以上の記者らが詰めかけている。

テレビの「コメンテーター」についても、前川氏は疑念を呈した。

「それから、報道番組を見ておりますと、コメンテーターの中には、いかなる状況証拠や文書が出てきたとしても、官邸の擁護しかしないという方がいらっしゃいます」

「お名前は差し控えますけれども。森友問題の時にもそういうことが繰り返されていましたが、森友学園問題で官邸擁護のコメントを出し続けた方の中には、ご本人の性犯罪が検察・警察によってもみ消されたのではないかという疑惑を受けている方もいらっしゃるわけです」

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最終更新:6/23(金) 21:40
BuzzFeed Japan