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横浜港「ヒアリ」発見なし 市が緊急調査

6/23(金) 15:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が神戸港で発見されたことを受け、横浜市港湾局などは22日、緊急調査の結果、横浜港ではヒアリは見つからなかったと国土交通省に報告した。

 市などは20、21の両日、中国・広州からの貨物を扱う南本牧ふ頭(同市中区)と、本牧ふ頭(同)D4、BCの各コンテナターミナル内を点検し、広州関連のコンテナ置き場周辺を中心に確認した。

 ヒアリは広州から神戸港に陸揚げされたコンテナから5月26日に国内で初めて発見され、今月16日に同港のコンテナ置き場でも見つかった。国交省は広州からの貨物を取り扱う全国の港湾を管理する地方自治体などに調査するよう要請していた。

 体長は約2・5ミリ、体色は主に赤茶色。攻撃性が強く、刺されると呼吸困難などのショック症状を起こして死に至ることもある。神戸港ではほかに有毒のアカカミアリも発見されたことから、横浜市は調査を行ったコンテナターミナルに殺虫剤を配備し、今後も注意するよう事業者らに呼び掛けている。


 神戸港のコンテナヤードで、有毒のヒアリやアカカミアリが相次いで見つかった問題で、神戸市は22日、専門家がコンテナヤードや港のあるポートアイランドを現地調査した結果、2種類のアリの拡散や新たな侵入は認められなかったことを対策会議で明らかにした。今後もポートアイランドで調査と警戒を続けるとしている。