ここから本文です

上映中の声出しOK 自閉症や育児も気兼ねなく 米映画上映へ

6/23(金) 23:52配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川崎市アートセンター(麻生区万福寺)は25日、上映中に席を立っても声を出してもいい「フレンドリー上映」の形式で、米国映画「ぼくと魔法の言葉たち」を上映する。自閉症など障害のある人や小さな子ども連れの家族に気兼ねなく映画を楽しんでもらおうと企画した。

 映画は、2016年サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門監督賞を受賞。自閉症と診断され、言葉によるコミュニケーションができなかった少年が自立していく過程を捉えている。息子の意味不明な言葉がディズニーアニメのせりふだったことに父親が気づき、キャラクターになって語り掛けると言葉を返すように。家族の愛情と少年の姿が描かれている。

 フレンドリー上映は劇場内の照明を少し明るくし、席を立ったり、声を出したりしてもいい上映のこと。この作品を鑑賞した保護者や発達障害支援者の人たちの要望により、各地で催されている。

 市アートセンター映画担当は「映画の門戸を広げる取り組みをしている。普段は映画館での鑑賞を遠慮している人たちにも楽しんでほしい」としている。

 上映会は午前10時からで、終了後は市自閉症協会会長で自閉症の息子がいる明石洋子さんのトークイベントも開催する。

 映画は24日から7月7日まで通常上映を行い、フレンドリー上映は7月2日午後4時25分の回でも行う。月曜休映。

 当日券のみで一般1800円、大学生・専門学校生1400円、高校生以下800円。シニア千円。障害者千円(その付き添いの人も千円)。