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道の駅庄川 伝統の獅子頭11体27日から展示 金剛寺地区上村からも出展

6/23(金) 23:20配信

北日本新聞

 砺波市庄川町示野の「道の駅庄川」はリニューアルオープンする27日から、庄川地域の11の獅子頭を一堂に集めて展示する。出展する地区の一つ、金剛寺地区上村は担い手不足で長らく獅子舞を行っておらず、獅子頭は「寝た」状態が続いている。保管する武田正則さん(74)=同市庄川町庄=は「小さな集落にも伝統ある獅子頭があるということを知ってほしい」と話している。

 金剛寺地区上村には現在26軒が並ぶ。江戸時代に始まったとされる獅子舞は、昭和に入って一時途絶えた。武田さんらが30年ほど前に復活させたが、2001年に地元の雄神(おがみ)体育館の完成式で披露して以来行っておらず、武田さん宅の蔵で保管されたままになっている。

 武田さんは「獅子舞は子どもの頃、みんなが楽しみにしていた一大行事だった。ずっと行われていないのはさみしい」と話す。道の駅庄川はリニューアルを機に「みんなの公民館」をコンセプトに据え、観光客だけでなく地元住民の活発な利用を目指す。泉野泰介金剛寺常会長(55)は「住民に獅子頭を見て昔を思い出してほしい。そうすれば再復活につながるかもしれない」と期待を寄せる。

 展示は砺波庄川まちづくり協議会が企画。各地区の獅子頭が並び、それぞれの獅子舞の紹介文も付ける。7月2日まで。

北日本新聞社

最終更新:6/23(金) 23:20
北日本新聞