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豪州SC第6戦:好調フォード・ファルコンが2連勝。ニッサン・アルティマはポール獲得もトラブル発生

6/23(金) 18:52配信

オートスポーツweb

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの第6戦が、ノーザンテリトリーの州都ダーウィンにあるヒドゥン・バレー・レースウェイで開催され、ニッサン・モータースポーツのエース、リック・ケリーのアルティマが今季初のポールポジションを獲得した。しかし、レースでは不運なトラブルにより、まさかのクラッシュ。最終的にDJRチーム・ペンスキーのファビアン・クルサードと、スコット・マクローリンの好調フォード・ファルコンFG-X勢が勝利を分け合った。
 
 数々のアクシデントが多発する荒れた展開となったレース1、その最初の犠牲者はポールシッターのニッサン・アルティマだった。
 
 スタートから快調にリードを奪い、ピットウインドウが開くまであとわずかとなった18周目、リック・ケリーのアルティマは突如スロットルが全開でスタックするトラブルに見舞われターン11でクラッシュ。これでセーフティカー(SC)が導入される事態となる。

 そのリスタート後、首位に立ったのは2016年の王者、レッドブル・レーシング・オーストラリア(RBRA)の"SVG"こと、シェーン-ヴァン・ギズバーゲンのホールデン・コモドアVF。

【画像】2017年シーズン、好調さをみせるDJRチーム・ペンスキーのフォード・ファルコン

 しかし、昨季王者もタフなレースを強いられ、リードラップを重ねながらピットインの直前にまさかのパンクを喫し大幅にタイムを失ったばかりか、終盤にはウィルソンセキュリティ・レーシングのベテラン、ガース・タンダーやジェイソン・ブライト(フォード・ファルコンFG-X)のマシンとも絡み、戦列を去ることとなった。

 そのタンダーはSVG以外のドライバーとも接触、スピンの起点となる大暴れ。プロドライブ・レーシング・オーストラリアのマーク・ウィンターボトム(フォード・ファルコンFG-X)や、エレバス・モータースポーツのデイル・ウッド(ホールデン・コモドアVF)らを道連れに、立て続けにアクシデントを誘発した。

 そうした混乱を尻目に終盤浮上してきたのは、やはり2017年シーズン好調のDJRチーム・ペンスキー勢。シリーズポイントリーダーのクルサードが、チームメイトのマクローリンと2台で別次元の速さをみせながらのバトルを披露し、コンマ3秒差でトップチェッカー。

 今季ここまで何度も見せつけてきた、シェルVパワー・フォード・ファルコンのワン・ツー・フィニッシュでオープニングレースを飾った。

 続くレース2のポールポジションはマクローリンとなったが、スタートではRBRAのジェイミー・ウィンカップが意地を見せ、ファルコンをかわして逃げの体制へ。

 しかし、マクローリンはペースをキープし、トラックポジションを追求せず2度目のピットストップ。そして最後のピットストップとマージンを縮めて、ウィンカップを逆転することに成功する。

 最終的に2秒のマージンを築いたマクローリンが今季4勝目をマーク。2位にウィンカップが入り、最後の表彰台にはレース1の雪辱を果たす走りを見せたSVGが入り、RBRAホールデン2台揃っての表彰台を死守した。

 この勝利でマクローリンはウインカップをかわし、選手権首位のクルサードに10ポイント差と迫るランキング2位に浮上。VASCの次戦は7月9日の週末に開催される、タウンスビルへと続く。

[オートスポーツweb ]