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住民憩いの場が2周年 記念のトランペット演奏会も

6/23(金) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市龍神村殿原で、個人宅を改造して住民が気軽に集まりおしゃべりできる憩いの場「小町茶屋」が7月3日で2周年を迎える。記念イベントとして同日午後6時から、龍神村在住のジャズトランペッター、唐口一之さん(63)をゲストに迎えたミニライブを予定している。

 小町茶屋は殿原に住む杉本町子さん(67)が、過疎高齢化の進む地域で住民の憩いの場になったらと、自宅そばのガレージを開放して始めた。目の前に日高川支流の丹生ノ川が流れ、山々に囲まれた集落の外れにある。営利を目的とせず、コーヒーを飲んだり持ち寄った菓子などを食べたりしながら住民同士が交流を深めている。

 週に1回休む以外は朝から開ける。利用するのは、ほとんどが近所の高齢者で1日平均6~7人。たまに県外の人が訪れる時もある。

 人が多く集うのは2月の厳寒期。出掛ける所もなく、部屋にこもってこたつに入っているよりは、みんなでおしゃべりしたいと足を運ぶ人が多いという。

 暑い時季、農作業が一段落した高齢者は茶屋で一服し、飲料水を飲むことから熱中症対策にもなっているという。駐在所の警察官がパトロール中に訪れることもある。世間話で盛り上がる他、健康状態や1人暮らしの人の様子などを気に掛けるなど安否確認にもつながっている。

最終更新:6/23(金) 17:01
紀伊民報