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物産店と飲食店を統合 田辺市の備長炭記念館

6/23(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は、同市秋津川の紀州備長炭記念公園の物産店と飲食店の統合を計画している。梅や備長炭製品を通じ、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の魅力発信を強化するのが狙い。開会中の6月市議会に提案した補正予算案に3830万円を計上した。

 同公園は備長炭製品や地元の農産物・加工品を販売する物産店、備長炭の粉末を練り込んだラーメンや地元産のユズジュースなどを提供する喫茶店、備長炭の資料館、炭窯、バーベキュー施設などがある。

 観光バスの立ち寄りポイントにもなっているが、来園者は減少傾向。駐車場入り口近くの物産店はピーク時の2006年度に2万3800人が来店したが、16年度は1万5千人まで減少した。売り上げも2725万円から1767万円まで落ち込んだ。

 公園の奥にある喫茶店はさらに少ない。ピーク時の利用は1万3千人以上あったが、16年度は6300人まで減少。500万円以上あった売り上げも300万円を切った。

 そこで、市は物産店を改修して、販売と飲食の一体化を図る。事務所スペース(36・8平方メートル)に物産店を、物産販売所(58・2平方メートル)に喫茶店を移す。事務所と倉庫は店の隣に新たに増築(36平方メートル)する。今秋には着工したいという。

最終更新:6/23(金) 17:00
紀伊民報