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印南町発祥のかつお節学ぶ 清流小学校児童

6/23(金) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県印南町羽六、清流小学校の3年生7人が22日、かつお節に関する学習を深めるため、同町印南の浜公園内にある顕彰碑を訪れたり、町公民館でかつお節を削る体験をしたりした。

 社会科の授業「町内めぐり」として実施。講師は、町ふるさと歴史文化研究会の坂下緋美会長が務めた。

 最初に児童は、かつお節発祥の地を示す看板と、江戸時代にかつお節を考案して各地に広めた3人の漁民の功績をたたえた顕彰碑がある浜公園を訪れ、町公民館で詳しい説明を聞いた。

 坂下会長は、初代の角屋甚太郎が四国でカツオの好漁場を見つけ、2代目の角屋甚太郎が土佐の有力者の助けを得て製造法を考えたことをスライドを使って紹介した。

 1707年の南海大地震の大津波で印南が大きな被害を受け、森弥兵衛が鹿児島の枕崎に作り方を教えに行くきっかけになったこと、印南與一は千葉と静岡に製造法を伝えて活躍したことも伝えた。当時印南の漁民は、大船で荒波に乗り出して漁をしたことから尊敬され、全国各地で一目置かれたといったことも語った。

最終更新:6/23(金) 17:01
紀伊民報