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PHV部品の生産拡大 アイシン軽金属、射水に新工場

6/23(金) 1:07配信

北國新聞社

 アイシン軽金属(射水市)は22日、同市内に有磯東工場を開設した。プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車向けの部品や、国内9割のシェアを誇る福祉車両用スロープの生産拠点となる。

 有磯東工場は別会社の空き工場を3月に購入し、耐震補強などを行った。2万8420平方メートルの敷地に四つの工場建屋と福利厚生施設などを備える。延べ床面積は1万645平方メートル。今年度の投資額は8億8千万円で、中古物件を活用することで初期投資を抑え、生産開始時期を早めた。2018年度内のフル稼働を目指す。

 PHVのバッテリーを包んで保護するアルミ製のバッテリー・フレームは8月から生産する。トヨタのプリウスPHVなどに搭載される。18年度までに本社工場の生産ラインを全て移管し、20年度に現在の6倍となる年18万台に生産能力を引き上げる。

 福祉車両向けのスロープは、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて導入が進む次世代型タクシーからの引き合いもあり、需要増が見込まれるという。有磯東工場では9月から生産し、現在の年1・8万台から20年度に年3万台まで増産する。

 22日の開所式では河原嘉史社長が「追い風が吹き、少しずつ仕事量が増えている。生産スペースを確保するため急ピッチで整備した」とあいさつした。

北國新聞社

最終更新:6/23(金) 1:51
北國新聞社