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金本阪神「マツダスタジアムアレルギー」深刻

6/24(土) 14:00配信

東スポWeb

 ライバルが遠ざかっていく…。2位の阪神が23日の広島との首位攻防戦に3―13と大敗した。頼みの投手陣が崩れ、今季ワースト失点で3連敗。広島とのゲーム差は最大の4に広がった。対戦成績は6勝4敗ながら、問題は敵地での負けっぷりだ。深刻な“マツダスタジアムアレルギー”にチームは頭を痛めている。

 昨年に続いて交流戦後のリーグ戦再開カードとなった敵地での広島戦。昨季の阪神はここで3連敗し、優勝戦線から大きく脱落。逆に広島が独走態勢に入った。同じことを繰り返すわけにはいかない金本監督は「去年とは(うちも)チームが違う」と豪語していたが、初戦の結果は無残なものだった。先発メッセンジャーが今季最短の4回5失点でKOされ、2番手の柳瀬は1イニング3被弾8失点の赤っ恥。金本監督は「接戦を落とすよりもあっさりしていて、切り替えやすい。反省すべきところは反省しないといけないけど」と前を向いたが、チーム内では深刻化する“マツダスタジアムアレルギー”に危機感を募らせる声が出ている。ある主力選手はこう嘆く。「甲子園も相手をのみ込む威圧感があるけど、マツダはそれ以上の雰囲気があって嫌な球場だよ。こっちが勝っていても何かが起こるような雰囲気がある」。苦手意識が完全に定着しているのが現状だという。

 無理もない。昨季、阪神は同球場で5勝8敗ながら、3つの負け越しの中にはサヨナラ落球など痛恨のシーンが多発。今季も開幕3連戦の第2戦(4月1日)で両軍合わせて28四死球の大乱戦の末、むなしいサヨナラ負け。翌日の第3戦は名手・福留のまさかの落球で大敗するなど、とにかくいいイメージがない。

 今季はそんな敵地で残りは8試合あり、チーム関係者は「『苦手を作らない』というのが今年のチームテーマなので、なんとか払拭したいとみんな思っている。今後のことを考えて悪い流れを一刻も早く断ち切りたいんだけど、どうすれば…」と不安そうに話す。V奪回に向け、金本阪神は“マツダスタジアムアレルギー”の克服が急務だ。

最終更新:6/24(土) 15:35
東スポWeb