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最多記録更新403S 中日・岩瀬“ストッパー復帰”への執念

6/24(土) 14:00配信

東スポWeb

<中日1-0巨人(23日)>まだまだ健在だ。中日・岩瀬仁紀投手(42)が23日の巨人戦で2014年7月31日の広島戦以来、3年ぶりのセーブを飾り、通算403セーブとして自身の持つプロ野球最多セーブ記録を更新した。

 1―0の9回二死一、二塁のピンチで守護神・田島の後を受けて登板。代打・亀井を二ゴロに打ち取ると珍しく激しいガッツポーズを見せ、喜びを爆発させた。「久しぶりにいろいろなものを背負った。今日はちょこっと緊張感がありました」と汗を拭ったベテラン左腕は、久しぶりの“定位置”を楽しんだようだった。森監督によれば「亀井のところで嫌な胸騒ぎがした。(左打者の)亀井が残っているのは分かっていたので『岩瀬くんもありますよ』というのは投手コーチに伝えていた」という。

 今季の岩瀬はまさしくゼロからのスタートで、“敗戦処理”を務める屈辱の登板もあった。それでも結果を出し続け、投球内容も確実に良化。セットアッパーの座をつかみ、この日はついにセーブが付く場面での登板となった。これで12戦連続無失点だ。

 一度は引退を決意した男がここまで這い上がるモチベーションは、やはり“守護神への復帰”。「そこを目指さなければ現役をやっている意味がない」とまで言う。抑えのポジションが好きなわけではない。「いくら抑えても当たり前。誰もほめてくれない。でも、たまに打たれるとボロクソに言われる。いったいなんなんだと思う」と愚痴をこぼしたこともある。それでも、もう一度あの場所をつかみたい。

「最後はマンちゃん(岩瀬)の経験値にかけた」(友利投手コーチ)。場数たっぷりの元守護神がチームの危機を救った。

最終更新:6/24(土) 14:00
東スポWeb

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