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筒香の7号本塁打引き出した 稲葉氏の「WBC罪滅ぼし行脚」

6/24(土) 12:08配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 時折、笑顔を見せながら談笑していた。

 23日、試合前練習を行うDeNAの筒香嘉智(25)のもとに歩み寄ったのが、日本ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサーにして、WBCでは打撃コーチを務めた稲葉篤紀氏(44)だ。稲葉氏はグラウンドで筒香に声をかけると、タイミングの取り方や体重移動について身ぶり手ぶりでアドバイス。練習後、稲葉氏に助言された内容について筒香に聞くと「ヒミツです」と言いつつ、こう続けた。

「去年、調子が良かった時と似た感覚の(アドバイス)内容ではあったけど、今までやったことのないものでもあった。去年と今年では調子がいいときの感覚は違うので、そこに戻すということはないけど、また新たな感覚でやってみたい。『なるほど』と思わされるアドバイスでした」

 WBC出場組は開幕後から不調にあえぐ者が多く、4番を務めた筒香もそのひとり。本塁打が出るまでに92打席を要するなど、「WBC後遺症」に苦しんだ。それがこの日は五回に7号3ランを放つなど、3安打3打点と打ちまくった。

 WBC打撃コーチとしての責任を感じた稲葉氏は、周囲から「WBCのせい」と言われ続ける教え子たちの姿を見かねたのだろうか。以前、こう話していた。

「WBCってチームを代表した選手たちが集まるけど、意外と山田や筒香も“かまってちゃん”。しっかりしているように見えるけど、まだ若いし、不安なことも多いみたいだった。いいタイミングで声をかけてあげないと(調子が)落ちることもある」

 ちなみに、稲葉氏は試合前、解説を務めるテレビ局の仕事でヤクルト山田哲人をインタビュー。筒香はいきなり「稲葉効果」で応えたが、山田の今後に注目か。

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