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麻央さん“生きる源”になっていた「前向きさ」が多くの人に勇気

6/24(土) 16:30配信

東スポWeb

 22日夜に東京都内の自宅で乳がんのため亡くなっていたことが23日に分かった、歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)。本紙で「病気のサイン」を連載している石原結實医師は、麻央さんの明るさや前向きさが本人の“生きる源”になっていたはずだと話す。

「進行具合などから考えると、むしろここまで頑張れたのは奇跡的だと思います。やはり、このような闘病生活になると家族の支えはもちろんですが、本人の前向きな気持ちが大いにかかわってきますので」

 会見で海老蔵が語っていたように、麻央さんは同じ病気に苦しむ多くの人たちに、少しでも勇気を与えようと前を向きブログを更新し続けた。

 ブログの中で「もっと自分の体を大切にすればよかった」「もうひとつ病院に行けばよかった」「信じなければよかった」などと麻央さんは、後悔の念をつづったこともある。これは、2014年2月の人間ドックで左乳房に腫瘤(しゅりゅう)が見つかった後、最初に診察した医師の「授乳中のしこりなので心配ない」という言葉を信用したことと、その際「半年後にもう一度検査」と言われたのに、10月になってしまった(そこでがんと診断された)ことを指している。

 女性の11~12人に1人が乳がんになる時代。ブログを見た女性たちは、麻央さんの後悔を無駄にしないよう、定期的な検査や複数の意見に耳を傾けようと思ったに違いない。

 厳しい病状から、ここまで頑張れないことの方が多いという石原医師。奇跡的に命の火を燃やし続けられたのは、海老蔵をはじめとする家族みんなの愛と、麻央さん自身の多くの人に向けられた愛の力によるものだったのだろう。

最終更新:6/24(土) 16:30
東スポWeb