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土村芳「三枚目の個性」を武器に大ブレーク間近

6/24(土) 16:30配信

東スポWeb

 4月クールの連続ドラマは天海祐希(49)主演の「緊急取調室2」(テレビ朝日系)が全話平均14・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で民放トップとなり、かつての視聴率女王が盛り返した。

 一方、キラリと光る新スター候補もいた。中でもドラマ関係者の間で注目されているのが「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ系)で主演の高梨臨(28)の親友役を演じた土村芳(つちむら・かほ=26)だ。

 視聴率はイマイチだったが、藤原晶氏の人気同名漫画(小学館「プチコミック」FCα刊)のドラマ化ということもあり、20~30代女性の間で「恋ヘタ」として話題になった。

 ゲーム制作会社のキャリアウーマン役の高梨と、社長として送り込まれてきた田中圭(32)の関係を軸に、周辺のそれぞれの恋愛模様が描かれた。高梨とルームシェアで同居する親友役が土村だ。

「そもそもお嬢様で結婚寸前の恋人がいたのに、『女はセフレしかいらない』という考えの男に走る演技が絶妙だった。清純派なのに『セックスが下手なの~』と叫んだり、『私をセフレにしてください』と告白したりとセリフも衝撃的だった。仕事も受付嬢から自分の意思でホステスへ転職する過程も、演技力があった」とドラマ関係者。

 まじめで地味、古き良き時代の女性をほうふつさせる役だっただけに「次世代の昭和顔女優」とも呼ばれている。その癒やし系の笑顔やおしとやかな言動は、がさつなのがカッコいいという風潮の現代女性とも一線を画している。

 その素顔も見えてきた。岩手・盛岡市出身で、子役として芸能活動はしていたが、実は見かけによらず体育会系。盛岡白百合学園高時代には、新体操でインターハイに出場したほどの実力だったが、大学進学を考えた時に、子役時代を思い出し、女優を目指すために、京都造形芸術大俳優コースに進んだ。

「大学の1学年上には黒木華がいて、刺激を受けてきたようです。在学中から舞台や映画などで演技を磨いてきた。昨年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン・芳根京子の親友役に抜てきされ、評価された。今年4月に放送が終わり、即、4月からの『恋ヘタ』に起用され、民放ドラマ初出演を果たした。ドラマ界では注目の女優なのです」(制作関係者)

 NHKの朝ドラはヒロインだけでなく、脇を固めるキャストにとっても登竜門。ここ最近だけでも「花子とアン」の前出の黒木、「あさが来た」の吉岡里帆(24)、「とと姉ちゃん」の相楽樹(22)らが各作品をきっかけにスターの階段を上がっている。

 芸能プロ関係者は「吉岡や相楽のセクシーさとは違って、土村には素朴で素直、ちょっとどんくさいけどかわいい、三枚目の個性がある。雰囲気とは対照的に、新体操で体も動かせるならアクションなど幅の広い役柄もできそう。これから男性ファンがつけば、20代半ばの中でも、仕事が途切れない女優になるかもしれない」とみている。

 10月にはスペシャルドラマ「GO!GO!フィルムタウン」(NHKBSプレミアム)でドラマ初主演も果たす。“昭和顔”土村の快進撃がこれから始まりそうだ。

最終更新:6/24(土) 16:51
東スポWeb