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上野後継JK投手・勝股、2回1失点「課題と収穫あった」

6/25(日) 7:03配信

スポーツ報知

◆ソフトボール女子 日米対抗戦第2戦 日本4―5米国(24日、仙台・シェルコムせんだい)

 唯一の高校生代表の勝股美咲(17)=多治見西高=が人生初の米国戦で先発し、2回を1安打1失点。上野由岐子(34)=ビックカメラ高崎=の後継者として期待されるJKは初回に先制弾を許すも、2回は3者凡退。20年東京五輪へ向けた第一歩を踏み出した。試合は4―5で米国に敗れ、通算1勝1敗。25日の最終戦は東京五輪会場の横浜スタジアムで行われる。

 2回2死、最後の打者を特訓中のライズボールで空振り三振に仕留めた。先輩たちの「ナイス」の声に、勝股は笑顔になった。「甘い球はやっぱり打たれる。2回からは自分のピッチングができた。課題と収穫があった」。初回に3番・スポールディングに先制弾を浴びるも、2回は米国打線を3者凡退に切って取った。

 ジュニア時代を通じても初めての米国戦。「マウンドに立つ前は緊張したけど、投げ出したら大丈夫だった」。日本が決勝で米国を破り、金メダルを取った08年北京五輪時は8歳だった。昨年12月の沖縄合宿で上野と初対面。代表入り後は、あこがれの人の一挙手一投足に視線を注ぎ、日々勉強中だ。試合前には「ベースに入っていく球じゃなくて、ボールになってもいいからベースから外へ出て行くような厳しいところへ投げるといい」とアドバイスを受け、意識しながら投げた。

 多治見西高に入学後、ソフトボール・ノートをつけている。その日の配球、反省点、監督や先輩からの助言を細かく書き連ねる。宇津木麗華監督も「人間力がある。練習への姿勢が素晴らしい」と高く評価する。「東京五輪で金メダルを取ることが目標。たくさん学んでもっと成長したい」。勉強熱心な女子高生はまだまだ貪欲だ。(高木 恵)

最終更新:6/25(日) 7:03
スポーツ報知