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会員制で木工DIY工房 7月、岐阜市に開設

6/24(土) 8:55配信

岐阜新聞Web

 今年5月に設立した合同会社椿洞ものづくり研究所(岐阜市椿洞、和田賢治代表社員)は7月1日に、東海地域で初めてという会員制の木工シェア工房を開設する。既存工場を取得し、プロ向けの木工機械や工具のほか、県産材がそろい、家具などを自ら作りたいというニーズに応える。投資額は約3千万円。主に子育て世代やシニア層の利用を想定している。
 自分で家具などを作るDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)が近年ブームになっているのに加え、東日本大震災以降、大量生産大量消費の暮らしを見直す意識の変化もあり、工房を設立し、名称を「ツバキラボ」とした。
 平屋の約500平方メートルの工場を購入し、六つの作業台を備える。丸鋸(まるのこ)盤や自動かんな盤など20台以上の機械に加え、電動工具や接着剤も使用できる。材料は県産材にこだわり、スギやヒノキ、サクラといった約20種類を扱う。テーブルや椅子、本棚、ペン立て、食器などを手作りできる。会員が交流できるサロンも併設する。
 工房は原則金~日曜日に利用でき、県立森林文化アカデミー(美濃市)講師を5年間務めた和田代表が技術指導をする。基本的に機械の使い方などのレッスンを受講し、会員となる。利用料金はチケット制で3時間の4回分が1万9440円、12回分が4万5360円。入会金や年会費、材料費が別途必要。
 工房運営を事業の柱の一つとし、初年度に同社の売上高1千万円を目指す。24、25の両日にプレオープンとして内覧会とワークショップを開く。
 和田代表は「機械だけでなく、アイデアも互いにシェアし、交流が生まれる場所にしたい」と話す。

岐阜新聞社

最終更新:6/24(土) 8:55
岐阜新聞Web