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旬なコンパクトSUVジャンルに絶妙なタイミングでやってきたスバル 新型XV

6/24(土) 11:31配信

オートックワン

コンパクトSUVのスバル XVがフルモデルチェンジ

よりスポーティに、よりルーミーに、より快適に。

世界的なトレンドが確実にコンパクトSUVへとシフトするなか、スバル 新型XVは本当にベストなタイミングでフルモデルチェンジの時期を迎えたと思う。そしてスバルはこのチャンスを、ばっちりモノにした。

「前より随分カッコ良くなった!」新時代に突入したSUBARUデザイン

つまり結論から申し上げてしまえば、今度の新型XVは、かなりナイスなコンパクトSUVに仕上がっているとボクは思う。それは2016年10月に新型インプレッサが登場したときから、ある程度予想ができたことではあった。

秀逸な新型プラットフォーム”SGP”をXVのためにいちから仕上げてきた

満を持して投入されたスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の出来映えは秀逸で、これをベースに走りを磨きあげた5代目インプレッサは、瞬く間に”時のクルマ”としてスターダムへと登り詰めたからである。

となればその車高をかさ上げし、SUV風味へとクロスオーバーさせる後発のXVが、悪いわけはないだろう。

だがしかし、スバルはそうしたボクの安易な予想を裏切って、新型XVをきっちりと仕立て上げてきた。具体的にはその開発をインプレッサと同時並行で行い、最低地上高200mmの車高に対して、専用となるサスペンション・ジオメトリーを最初から与えてきた。

つまりXVはもはや、“単なるインプレッサの車高アップ版”ではないのである。

コンパクトSUVとは思えない安定した姿勢でコーナーを曲がる

実際新型XVは、インプレッサ比で70mm高くなった車高をモノともせず、キビキビと走った。

今回試乗したのは「2.0i-L EyeSight」。ロングストロークながら張り感のあるサスペンションと17インチタイヤのエアボリュームが織りなすハーモニーは絶妙で、路面のうねりや突起がもたらす入力をきっちりと受け止める。この剛性感は悪路走破をも睨んだスバル独特のオーバークオリティな乗り味。ロードユースオンリー派にしてみればややダンパーが勝ち気味とも取れるものだが、新型プラットフォームがしっかりしているため、結果的に嫌みの無いすっきりとした乗り心地にまとまっているのがニクい。

そしてコーナーでは、このロール剛性が活きる。ステアリングの切り始めからタイヤのグリップが素早く立ち上がり、切り込むほどにコーナリングGを高めて、XVはコンパクトSUVとは思えない安定した姿勢でコーナーを曲がる。

同じ2リッター同士で比べると車重が90kgほど重たいせいもあるが、その感覚はインプレッサよりも重厚。それがひとつのキャラクターとなって、XVに“いいクルマ感”をもたらしている。

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最終更新:6/24(土) 11:31
オートックワン