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アロンソ新型”スペック3”のエンジン投入。最高速向上にその効果を確認。トラブル原因はギヤボックス

6/24(土) 7:13配信

motorsport.com 日本版

 アゼルバイジャンGPの初日、マクラーレンのフェルナンド・アロンソのマシンに搭載されていた内燃エンジン(ICE)は、アップグレードされた”スペック3”と呼ばれるものだったようだ。

【リザルト】アゼルバイジャンGPフリー走行2回目結果。アロンソは12番手

 フリー走行2回目でアロンソのマシンは、リヤから白煙を上げコース脇にストップした。アロンソは無線で「エンジントラブル!」と訴え、マシンを降りる時にはヘッドレストを放り投げるなど、怒りを露わにした。しかし、実際にはギヤボックスに起因するトラブルだった。

 この時アロンソが搭載していたICEは、アップデートが施された”スペック3”と呼ばれるものだったとみられている。アロンソは6基目のターボチャージャー(TC)とMGU-Hを投入したため、今回15グリッド降格となることが決まっているが、これに併せて4基目のICEとMGU-Kも投入している。

 この”スペック3”のICEは、ホンダが取り組んできた全てのアップグレード要素が含まれているわけではないとみられるが、その走行結果はエンジニアを勇気付けるには十分なものだった。その成果は特に直線スピードに見られた。

 このセッションでは、チームメイトのストフェル・バンドーンは”スペック2“のICEで走行していた。ふたりのドライバーが同じダウンフォースレベルで走らせると、アロンソはコントロールラインで342km/hの最高速を記録。一方のバンドーンが319km/hだったのに比べると、その速度差は明らかだ。

 フォースインディアのエステバン・オコンが記録したこのセッションでの最速記録は354km/hであり、その差がかなり縮まっていることがわかる。

 一定の効果を見ることができた”スペック3”のICEだが、アロンソは土曜日以降、旧型のスペック2に戻すという。前述の通り今回のアロンソは15グリッド降格のペナルティを受けることが決まっているため、無駄に走行距離を重ねたくないのだ。とはいえ今回走行したことで、信頼性の問題をチェックすることもできるだろう。

 このスペック3は、次戦オーストリアGPから、本格的に投入されることになるようだ。

Jonathan Noble

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