ここから本文です

沖縄戦を描く映画が日本公開、しかし宣伝文句に「沖縄」の言葉はゼロ…なぜ?

2017/6/24(土) 17:10配信

BuzzFeed Japan

映画の舞台、沖縄・浦添市の反応は

「ハクソー・リッジ」、つまり前田高地のある浦添市は、映画公開に合わせて、市のWebサイト上で現地の様子や当時の文献、歴史を紹介する詳細なページを3種類公開した。

映画では取り上げられない部分に目を向けてもらおうと、市民の大きな犠牲を示すデータも公開。この戦いに巻き込まれ、当時の浦添村の住民の44.6%が死亡している。

市民から「前田高地を舞台にした映画が公開された」と情報提供があり、同作を認識したのが昨年末。

今年に入って日本での公開が決まり、配給会社と連携しながら情報公開を進め、関連イベントも開催してきた。

国際交流課によると、沖縄県内の基地内で映画を観た米国人や、公開済みのオーストラリアや台湾からの観光客など、同作をきっかけに前田高地を訪れる人はすでに増えているという。

外国人観光客のために、特設ページの英語版も現在準備中だ。

これだけ精力的に働きかけながら、宣伝文句や予告編に「沖縄」「前田高地」の言葉がないことに関してはどう感じているのだろうか。

「その点に確執はありません。なぜなら、浦添で起こったこと自体が重要なのではなく、映画という入り口から、多くの方に平和についてあらためて考えてほしいから」

「その上で、前田高地に関心を持って現地を運んで下さる方には少しでも理解が深まる情報を届けたい。FacebookやTwiterでも大きな反響をいただいている。映画公開後、さらにこの輪が広がれば」

2/2ページ

最終更新:2017/6/24(土) 18:48
BuzzFeed Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事