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中央区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

6/24(土) 15:20配信

選挙ドットコム

中央区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

移転問題で大きく揺れる築地市場が位置する選挙区です。告示直前の6月20日、小池知事は、「市場を豊洲に移転したうえで、築地を再開発して市場機能を確保しながら、5年後をめどに食をテーマとした一大拠点とする」基本方針を表明し、選挙戦でも大きな争点となります。

自民党は、現職・立石晴康氏が離党したため、区議7期の新人・石島秀起氏を擁立します。石島氏は日本橋地区を地盤としていて、観光を通しての地域経済の活性化などを訴えます。

共産党は、公認候補の擁立を決めていましたが、市場関係者からの要請を受け入れ公認候補を取り下げ、無所属の新人・森山高至氏の支援を決定しました。森山氏は、建築エコノミストで、市場移転を議論する都の「市場問題プロジェクトチーム」のメンバーです。豊洲移転に反対し、築地市場の再整備などを訴えます。

去年の知事選挙で、小池氏は3万7000票超の得票を得ました。都民ファーストの会は、この勢いを議席獲得に結びつける考えで、区議1期の新人・西郷あゆ美氏を擁立します。

市場移転問題などの相違で自民党を離党した無所属の現職・立石氏は、築地市場を再整備して活用すべきと主張し、9期目を目指します。

公明党は国政比例票で3900票~4500票余を獲得していて、公明党支持層の態度決定が各候補者に影響を与えそうです。

政治団体代表で、希望ファーストの会の新人・斎藤一恵氏も立候補します。
なお、選挙ドットコムで都議選特設サイトを開設し、全42選挙区の立候補者・情勢の解説を行っています。

国政に大きな影響を及ぼす東京都議会議員選挙

全国の人口の1割余・約1368万人が暮らす東京の都議会議員選挙で示された民意・有権者の意思決定は、これまで国政の動向に大きな影響を与えてきました。

前回13年選挙は、自民党の候補者全員が当選し、直後の参院選において、現行制度では最多の65議席を獲得し、衆参で多数派が異なるいわゆる「ねじれ」国会を解消しました。また、当時の民主党が54議席に躍進した前々回09年選挙、初挑戦した日本新党が20議席を獲得した93年選挙では、いずれも直後に行われた衆院選で自民党が敗北し、政権が交代しています。当時の社会党が29議席を獲得した89年選挙直後の参院選では、土井たか子委員長の人気の下、多くの女性候補が当選したいわゆる「マドンナ旋風」が起こり、宇野宗佑首相が退陣しました。

一方、国政では野党第1党だったにも関わらず97年選挙で、議席を獲得できなかった新進党は、その年の暮れに解党に追い込まれました。

都議会議員選挙で示された民意は、「政権交代」や「新党の躍進や解党」というその後の国政選挙結果を先取りし、大きな影響を与えてきただけに、各党とも、次期衆議院選挙を視野に入れ、今回の都議会議員選挙を国政選挙級の態勢で臨んでいます。

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最終更新:6/24(土) 15:37
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