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放射性物質「大規模な飛散はない」 浪江の山林火災で林野庁

6/24(土) 10:41配信

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている浪江町と双葉町にまたがる十万山で4月に発生した山林火災で、林野庁は23日、山林の実態調査結果を公表した。同庁の担当者は「火災による放射性物質の大規模な飛散はないと考えられる」と説明、放射性セシウムが山林から渓流などに流出する可能性も低いとした。
 大規模な飛散がないとの理由について、同庁は〈1〉延焼区域内や区域外などで空間放射線量に明確な差が見られない〈2〉現場周辺に設置された県の放射線監視装置(モニタリングポスト)の測定でも明確な変動が確認されていない―ことを挙げた。
 調査は鎮火後の5月17~18日に行われ、延焼区域内や区域外、登山道など計19カ所の空間線量を測定した。延焼区域内の空間線量は毎時0.79~1.24マイクロシーベルト、区域外は同0.87~1.21マイクロシーベルトだった。平均値は区域内が同0.99マイクロシーベルト、区域外が同1.02マイクロシーベルト。

最終更新:6/24(土) 10:41
福島民友新聞