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新宿区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

6/24(土) 17:20配信

選挙ドットコム

新宿区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

自民党の2人、固い支持基盤を持つ公明党と共産党のそれぞれの現職に、民進党と都民ファーストの会新人らが挑む構図です。

4期目を目指す自民党現職・秋田一郎氏は、若者や高齢者が暮らしやすいまちづくりなどを訴えます。

去年の補欠選挙で当選した自民党現職・大門幸恵氏は、子育て支援や保育サービスの充実などを訴え2期目を目指します。

現職が引退する公明党は、党職員の新人・古城将夫氏を擁立します。9人の区議とともに支持者をきめ細かく廻り、国政比例票1万4000票~1万5000票余に上積みを図りながら議席維持を目指します。

共産党は、都議団幹事長・大山とも子氏が8人の区議とともに支持層を固め7期目を目指します。直近2回(14衆、16参)の国政比例得票数が2万1000票を超えている党勢を議席維持に結びつける方針です。

民進党は、告示直前、新人・青地真美氏の公認を急遽決定しました。共産現職・大山氏への影響を指摘する意見もあり、次期衆議院議員選挙に向け、国政で進めている野党共闘路線との整合性が問われています。

都民ファーストの会は、新人・森口つかさ氏を擁立します。森口氏は、去年の補欠選挙にも立候補し2万4664票を獲得しています。同時に行われた都知事選挙で、小池百合子氏が得た6万8912票の党勢を議席獲得に結び付ける考えです。

IT会社社長で、無所属の新人・浜野秀昭氏も立候補します。
なお、選挙ドットコムで都議選特設サイトを開設し、全42選挙区の立候補者・情勢の解説を行っています。

国政に大きな影響を及ぼす東京都議会議員選挙

全国の人口の1割余・約1368万人が暮らす東京の都議会議員選挙で示された民意・有権者の意思決定は、これまで国政の動向に大きな影響を与えてきました。

前回13年選挙は、自民党の候補者全員が当選し、直後の参院選において、現行制度では最多の65議席を獲得し、衆参で多数派が異なるいわゆる「ねじれ」国会を解消しました。また、当時の民主党が54議席に躍進した前々回09年選挙、初挑戦した日本新党が20議席を獲得した93年選挙では、いずれも直後に行われた衆院選で自民党が敗北し、政権が交代しています。当時の社会党が29議席を獲得した89年選挙直後の参院選では、土井たか子委員長の人気の下、多くの女性候補が当選したいわゆる「マドンナ旋風」が起こり、宇野宗佑首相が退陣しました。

一方、国政では野党第1党だったにも関わらず97年選挙で、議席を獲得できなかった新進党は、その年の暮れに解党に追い込まれました。

都議会議員選挙で示された民意は、「政権交代」や「新党の躍進や解党」というその後の国政選挙結果を先取りし、大きな影響を与えてきただけに、各党とも、次期衆議院選挙を視野に入れ、今回の都議会議員選挙を国政選挙級の態勢で臨んでいます。

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最終更新:6/24(土) 17:20
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