ここから本文です

“キングダム女子”増殖中!? 話題の漫画ヒットのヒミツ

6/24(土) 17:30配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
6月15日(木)放送の「TREND EYES」コーナーでは、高橋もドハマり中の大人気漫画「キングダム」のヒットのヒミツに迫りました。

「楽天ブックス」の6月5日(月)~11日(日)までのコミック週間ランキングでは、発売1ヵ月前、予約の段階にも関わらず最新47巻が見事第一位に輝いた「キングダム」。これは2006年から週刊ヤングジャンプで連載がスタートし、現在の単行本累計発行部数は3千万部以上と大ヒットを記録しています。

物語の舞台は紀元前の春秋戦国時代の中国。大将軍を夢見る戦争孤児の少年・信(しん)と、後に秦の始皇帝となる政(せい)が中華統一を目指す成り上がりバトル漫画です。
ただ、よくあるバトル漫画とはひと味違い、「とにかく奥が深い!」と「キングダム」ファンの高橋は冒頭からテンション高め。対して未読の中西はその勢いに圧倒され、「高橋さんの声を聞いているだけで本当に面白いんだろうなっていうのがわかります……」とポツリ。
高橋だけでなく芸能界でも「キングダム」信者は数多く、それこそサバンナの高橋さんに平成ノブシコブシの吉村さん。さらには、小島瑠璃子さんや広瀬アリスさんといった女性タレントにも浸透中。そして、女性誌『MORE』6月号では専属モデルが「キングダムを初めて読んでみた!」という企画を展開するなど、今後は20~30代のOLにもその人気が広がっていきそうな勢いを見せています。

この日は、そんな「キングダム」のヒットのヒミツを宝島社が年末に刊行している『このマンガがすごい!』の薗部編集長が解説してくれました。
薗部さんが語る「キングダム」の魅力、まずひとつめは“時代の設定”。多くの日本人が秦の始皇帝の存在や万里の長城を作った人物であることは知っているものの、その他の史実を知らない人がほとんどだと薗部さん。少し調べると先の展開が見えてきますが、どういった経緯でそこに至るのか、それがわからないのが魅力のひとつだと言います。
ふたつめは“成り上がりストーリーの快感”。 世界的人気漫画「ドラゴンボール」をはじめ、みんな成り上がりストーリーが大好き。「失敗してもそれを糧に強くなり、仲間が増えていく、シンプルですがそんな少年漫画的な成長物語に誰もが心惹かれているようです」と薗部さんは言います。
そしてみっつめは“山場がちょこちょこあること”。薗部さんが手掛ける『このマンガがすごい!』のランキングは一度ランクインすると面白い作品だということがわかってしまいその後入ることが難しくなるそうですが、「キングダム」は随所に盛り上がる場面が用意され、その都度票が集まっているそうです。

一方、高橋が語る「キングダム」のスゴさは“中だるみしないこと”。さらには、薗部さんにならって高橋も3つのポイントを紹介。それは“歴史に基づいている話”、“将軍たちの多彩なキャラクター”、“主人公の信が田舎から出て来て大将軍を目指す成り上がりストーリー”。
中華統一に向けて展開していくなかで、「そこに向けてのプロセス、過程がものすごく面白いんですよ!」と高橋。先がわからない展開がたまらないようです。そして、「王騎将軍がものすごくかっこよくて、(彼が死んだ際には)たぶん涙した方も多いと思います」と語るように、とにかくキャラクターが立っていることも大きな魅力だと力説。さらには、「生まれも育ちも関係なく成り上がっていく姿に必ず感情移入すると思います!」と「キングダム」愛をたっぷりと語り、「もし今仕事がもやもやしている人、学校でもやもやしている人がいたら本当におすすめです!」とリスナーに訴えていました。

現在発売されている「キングダム」46巻では、政は大王となり、信も将軍の一歩手前まできています。とはいえ、今後もまだまだ波乱がありそうで……「今度は趙という大きな国とガッツリ戦うのかな? というところなんですけど、このあとまだ楚という国もあったりして、何が起こるか正直わからないので、まだまだ続く作品だな、という感じはしています」と薗部さん。

この日は高橋のあまりの「キングダム」愛にあてられ中西も終始ビックリ。「競馬と肉以外にこんなに熱く語る高橋万里恵さんはじめて……」と声をもらしつつ、最後には「(『キングダム』)読もうかな……」とひとりつぶやいていました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年6月15日放送より)

最終更新:7/7(金) 16:43
TOKYO FM+