ここから本文です

文京区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

6/24(土) 18:30配信

選挙ドットコム

文京区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

過去3回の選挙では「現職が落選し元職が議席を奪還している」激戦区です。

4期目を目指す自民党現職・中屋文孝氏(05年落選、09年13年当選)は、オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツ支援策などを訴えます。

現職が引退する共産党は、区議の新人・福手ゆう子氏を擁立し、知名度の浸透を図る活動を続けています。現職がこれまで得ていた2万票前後の得票を獲得できるかどうかが注目されます。

元職・増子博樹氏(05年09年当選、13年落選)は、民進党公認を得たものの離党し、都民ファーストの会に移籍しました。流通や化学関連産業などの労働組合が活動の中心です。

公明党は国政比例票で6300票~7100票余を獲得していて、公明党支持層の態度決定が各候補者に影響を与えそうです。
なお、選挙ドットコムで都議選特設サイトを開設し、全42選挙区の立候補者・情勢の解説を行っています。

国政に大きな影響を及ぼす東京都議会議員選挙

全国の人口の1割余・約1368万人が暮らす東京の都議会議員選挙で示された民意・有権者の意思決定は、これまで国政の動向に大きな影響を与えてきました。

前回13年選挙は、自民党の候補者全員が当選し、直後の参院選において、現行制度では最多の65議席を獲得し、衆参で多数派が異なるいわゆる「ねじれ」国会を解消しました。また、当時の民主党が54議席に躍進した前々回09年選挙、初挑戦した日本新党が20議席を獲得した93年選挙では、いずれも直後に行われた衆院選で自民党が敗北し、政権が交代しています。当時の社会党が29議席を獲得した89年選挙直後の参院選では、土井たか子委員長の人気の下、多くの女性候補が当選したいわゆる「マドンナ旋風」が起こり、宇野宗佑首相が退陣しました。

一方、国政では野党第1党だったにも関わらず97年選挙で、議席を獲得できなかった新進党は、その年の暮れに解党に追い込まれました。

都議会議員選挙で示された民意は、「政権交代」や「新党の躍進や解党」というその後の国政選挙結果を先取りし、大きな影響を与えてきただけに、各党とも、次期衆議院選挙を視野に入れ、今回の都議会議員選挙を国政選挙級の態勢で臨んでいます。

1/2ページ

最終更新:6/24(土) 18:30
選挙ドットコム