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マクラーレン株主のマンスール・オジェ「F1でこれほど競争力がなかったことはない」

6/24(土) 15:14配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンは今季まだポイントを獲得できておらず、メルセデスのパワーユニットを使った最終年である2013年以来、表彰台を獲得することができていない。マクラーレンの株主のひとりであるマンスール・オジェは、これほどの苦境はかつてなかったと語る。

【写真】アロンソ、ブラウンと談笑するマンスール・オジェ

「これは我々にとって、本当に新たな領域だ」

 オジェはmotorsport.comに対してそう語った。

「我々はこれまでに、F1でこれほど競争力がなかったことはない」

「プジョーとも非常に厳しい1年を過ごした。しかし今回、ホンダとその周囲は、仕事を過小評価している」

 1994年、プジョーと組んだマクラーレンは、勝利こそなかったものの8回の表彰台を獲得。コンストラクターズランキングでも4位になった。

 またチームは2012年ブラジルGP以来勝利を収めておらず、これは1977年の日本GPでジェームス・ハントが優勝してから1981年のイギリスGPにジョン・ワトソンが勝つまで続いた未勝利期間よりも長くなっている。

 そんな厳しい時期であるがゆえに、スタッフの士気を維持すること、そして人材の確保が難しくなっていることを、オジェは認める。

「我々はできる限り頑張っている。しかし会社として難しいことは、素晴らしい人材を確保し、モチベーションを維持し続けることだ」

 そうオジェは語る。

「勝っている時、例えば1988年のように16戦中15勝できるような時は、それははるかに簡単だ。ただ実際には定期的に勝つことができるような時、モチベーションを保つのは難しいんだ。しかし、悪い時期にはそれ以上に、モチベーションを保つことは難しい」

「それは経営陣に任されているし、多くの人はマクラーレンで働くことを誇りに思ってくれている。それには感謝している」

 オジェは一方で、F1での厳しいパフォーマンスにより、マクラーレンの他の事業に影響が及ぶことを懸念している。

「我々は、ロードカーとF1の両方を抱えているという点で、フェラーリに対抗できる唯一の存在だ」

 そうオジェは語る。

「しかしそれは、F1で成功を収める必要があるということを意味する」

「ロードカーの会社はとてもうまくやっている。しかし残念なことに、我々は解決すべき、F1エンジンの問題を抱えているんだ」

Matt Beer