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F1、WEC、フォーミュラEの3代表、2018年シーズン以降の日程重複回避で協力

6/24(土) 5:09配信

オートスポーツweb

 F1とWEC世界耐久選手権、フォーミュラEの各代表は、今後レース開催日程が重複しないよう協力していくことで合意した。

【画像】2017年フォーミュラE第6戦パリePrixスタートシーン

 最終的にバッティングは回避されたものの、F1とWECでは2017年暫定スケジュールでアゼルバイジャンGPとル・マン24時間の開催スケジュールが2年連続で重複していた。

 WECとフォーミュラEは今季、WEC公式テスト“プロローグ”とフォーミュラE第4戦メキシコePrixがバッティング。またWEC第4戦ニュルブルクリンクとフォーミュラE第9・10戦ニューヨークePrixが同一週に開催される。

 今回の合意で、F1とWECは同一週に同一国で開催することを避けるほか、ル・マン24時間の週末は原則としてF1を開催しない方針を確認した。

 WECとフォーミュラEは、両シリーズに参戦しているドライバーが多いこともあり、すべてのイベントで日程重複を避ける方針となっている。

 合意に先立ち、5月末のF1モナコGPではF1スポーツ部門をまとめるロス・ブラウンと、WEC代表のジェラルド・ヌブー、フォーミュラEのCEOを務めるアレハンドロ・アガグが会合を実施。取り決めに関するミーティングが行われた。

 3名のうち、フォーミュラEのアガグCEOはミーティングを「FIAによる、とても良い取り組み」だったと評価しつつも、2018年開催スケジュールには「バッティングを避けるために調整を進めているレースが、まだひとつ残っている」と明かしている。

 WEC代表のヌブーは、7月15~16日に開催されるWECニュルブルクリンクとニューヨークePrixのバッティングは今年限りのものだとし、2018年は日程が被ることはないと主張した。

「ル・マン24時間の日程は確保されているし、F1とWECが同じ時に同じ国で行われることもない。まったく意味のない行為だからだ」とヌブー。

「誰にとってもベストなスケジュールになるよう努力しているし、そのために3つのシリーズは建設的な議論を行っている」

 ヌブーの発言を裏付けるように、先日FIAが発行した2017/2018年のフォーミュラE暫定スケジュールでは、2018年のニューヨークePrixは7月7~8日に1週間前倒しされた。

 WECはル・マン開催前後4週間にはレースを実施しないと公言しており、これに従えば2018年6月15~16日に行われる第86回ル・マン24時間から4週間以内となるニューヨークePrixとWECニュルブルクリンクがバッティングすることはない。

 なお、2018年のWECカレンダーは年末までは発表されない見込み。

 また、アガグによればF1とフォーミュラEの日程重複を回避することはないという。

 その理由について、アガグは「F1と日程が重なることには問題ない。両方に出場しているドライバーはいないからだ。F1はレース数が多いから、日程が重複してしまうことは受け入れるよ」と説明した。

 なお、現時点で発表されているフォーミュラEとF1の2018年暫定スケジュールでは、フォーミュラEの半分のレースがF1と日程が重なっている。

 具体的には第7戦ローマePrixはF1第3戦バーレーンGPと、第8戦パリePrixはF1第4戦アゼルバイジャンGPと、開催地未定の第10戦はF1第7戦カナダGPと、第11・12戦ニューヨークePrixはF1第10戦イギリスGPと、第13・14戦モントリオールePrixはF1第12戦ハンガリーGPと、それぞれ日程がバッティングしている。

[オートスポーツweb ]