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シャルケ、18-19季よりアンブロと契約へ…来季がアディダス最終年に

6/24(土) 13:08配信

SOCCER KING

 ブンデスリーガ初年度の1963年から始まったシャルケとアディダスの55年に及ぶ蜜月は終わりに近づいているようだ。

 6月20日の時点で、アディダスのオリヴァー・ブリュッゲ広報担当の「オープンでお互いに信頼し合う者同士の話し合いの結果、2017-18シーズンで切れる契約の更新はしないことになりました。我々の新しい戦略にそって、今後は若く、伸び盛りの選手たちとの共同作業に集中するつもりです」という言葉がドイツ誌『スポーツビルト』に掲載されていたが、シャルケも早々にスポンサーを見つけたようだ。

 23日付の『ビルト』では、すでに18-19シーズンからの新スポンサーはアンブロになるという記事を掲載。年間600万ユーロ(約7億5000万円)で2021年までの3年契約を結ぶようで、同紙によれば、25日の会員集会でこの契約が発表される予定だという。

 アディダスは契約延長の際に、成績が安定しないことを理由にこれまでの550万ユーロ(約6億9000万円)から350万ユーロ(約3億4000万円)+出来高と大幅に条件を下げたため、シャルケ側はこれを断ったと伝えられている。

 シャルケのマーケティング部長を務めるアレクサンダー・ヨープスト氏は、「我々の契約を決める条件には、正しい価値の尊重、経済性、そしてアイデンティティの3つがあります。これらの条件から、我々はアディダスが出した条件を受け入れませんでした」と公式サイトで立場を表明。アディダスは同じ国内でも、バイエルンには年間6000万ユーロ(約74億7000万円、『ビルト』推定)の出資をしており、この点でもシャルケには納得が行かなかったようだ。

 伝統を全面に出し、レトロデザインでファッションの分野でも人気が出ているアンブロ(2013年からファッションブランドグループのICONIX傘下)は炭鉱労働者のノスタルジックなイメージを売りにしているシャルケのイメージにも合うはずだ。すでにシャルケと仲が良いニュルンベルクはアンブロと契約しており、ユニフォームは売り切れ状態。塞翁が馬のごとく、不本意な形で始まったスポンサー交代が思わぬ功を奏すかもしれない。

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最終更新:6/24(土) 13:08
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