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「生活費の高い都市」ランキング、トップ10の半分はアジア 首位はアフリカの意外な都市

6/25(日) 10:40配信

ZUU online

「世界で最も生活費の高い都市」 が発表され、東京の順位が昨年の5位から3位に上がった。

アフリカ南西部アンゴラの首都、ルアンダが香港(2位)に代わり1位となったものの、シンガポール(5位)、ソウル(6位)、上海(8位)と、トップ10のうち半分をアジア都市が占めた。

この調査は国際コンサルティング会社、マーサーが毎年発表しているもので、世界400都市以上における住居費・交通費・食費・衣費・家庭用品費・娯楽費など200種類を超える品目の価格を、ニューヨークを基準に比較している。

■「世界で最も生活費の高い10都市」

10位 ベルン(スイス)13位
9位 ニューヨーク(米)11位
8位 上海(中)7位
7位 ジュネーヴ(スイス)8位
6位 ソウル(韓)15位
5位 シンガポール(シンガポール)4位
4位 チューリッヒ(スイス)3位 
3位 東京(日)5位
2位 香港(中国) 1位
1位 ルアンダ(アンゴラ)2位

■なぜアンゴラの首都が首位になったのか?

このランキングで意外に感じられるのは、一人当たりの年間GDPが4153ドル (約46万1896円/トレーディング・エコノミクス2016年調査)というアンゴラの首都、ルアンダが1位に選ばれている点だ。

これはこの調査が、「政府や多国籍企業の駐在員派遣コストの目安」に重点を置いているためではないかと思われる。

アンゴラのように多くの国民が貧困であえいでいるような国の首都で、駐在員が快適な生活を送るには、先進国では考えられないほどの経済力が求められる。

またこの調査は米ドル建てで換算されているため、通貨変動に順位が左右されやすいのも特徴だ。最新版で大きく順位を下げたのはBrexitでポンドが急落したロンドン(30位)、アバディーン(146位)、バーミンガム(147位)などUKの大都市である。

中国の都市 も同様、人民元安でおおむね後退となった。

■オーストラリアではメルボルンが25ランクアップ

対照的に円高の日本や豪ドルが上昇傾向にあるオーストラリアの都市は、順位が上がっている。東京は2015年には11位まで落ちたものの、 「駐在員の消費財および住宅費の高さ」から2016年には5位に再浮上。今年は3位まで上がっている。

トップ10には入らなかったものの、シドニー(25位)は17ランク、メルボルン(46位)は25ランク、パース(50位)は19ランクアップとなった。

米国の都市はニューヨークを含め比較的変動が少ない。3都市がトップ10入りしたスイスもフランの下落にはさほど動じることなく、一定の水準を保っている。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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最終更新:6/25(日) 10:40
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