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鈴木亮平のパーフェクトな役作りの裏側 役の突きつめ方が凄すぎる!

6/25(日) 19:42配信

シネマトゥデイ

 和田竜の同名歴史小説を実写映画化した『忍びの国』(7月1日公開)に出演している鈴木亮平が、「忍者って意外に地味で驚いた」と語った。「雇われるとどこかに忍び入り、暗殺を実行したりしますが、普段は農民。だから映画では皆、鍬や鋤を武器に戦っているし、和田竜さんの原作通り、装束も農作業用のものなんです」とそれまで抱いていたイメージとのギャップを明かしている。

【写真】『忍びの国』やっぱりすごい鈴木亮平のアクション

 これまで“カッコいい存在”として描かれることの多かった“忍び”を、本作では人を人と思わぬ人でなしの“虎狼の族(ころうのやから)”として描いている。「今回の新しさはそこですよね。忍者は“ヒドい奴ら”で、主役の無門(大野智)までひどい奴ですから(笑)。そんな中、僕が演じた平兵衛だけは違う存在だと最初は思ったのですが……」と一旦、言葉を切る。

 鈴木が演じるのは、家族の命をも粗末に扱う忍びの生き方に疑念を覚え、故郷・伊賀を裏切る忍び、下山平兵衛。伊賀の国と無敵の織田軍が実際に戦を交えた「天正伊賀の乱」で織田軍に寝返った平兵衛を、鈴木は「原作や脚本を読んだときは人でなしの伊賀の忍びたちと対極にある“いい奴”だと思った。ところが現場で演じるうちに別の思いが生まれ、平兵衛が決して単なる“いい奴”ではないということがわかってきたんです」と驚きの言葉を口にする。

 「だって弟の次郎兵衛(満島真之介)がああなったからと言って、故郷の人間全員を根絶やしにしようと極論に走る平兵衛もまた、まともな教育を受けた人間ではないと。やはり平兵衛も忍びであり、悲しい男だなと思いながら演じました」とその真意を明らかにした。

 そんな平兵衛を演じるにあたり、「平兵衛は、弟のことがあってからずっと憎しみに生きている。撮影前は、かなり精神的につらくて憂鬱になっていました。撮影に入ってからは、周りに色んなキャストの方がいるので楽しかったのですが、とはいえ憎しみを燃やし続ける役なので軽くならないよう、その点を大事に演じました」と苦労を打ち明ける。

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最終更新:6/25(日) 19:42
シネマトゥデイ