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【楽天】松井“大谷封じ”、全力で矢野K斬り!打席回さず

6/25(日) 6:04配信

スポーツ報知

◆日本ハム1―2楽天=延長11回=(24日・札幌ドーム)

 楽天の松井裕が、日本ハムの大谷を“封じた”。延長10回のピンチで、打席に代打・矢野、ネクストに大谷。守護神は「(大谷に)回したら(札幌Dが)すごいことになる」と矢野を全力で抑えにいった。2回無失点の好投で勝利を呼び込み、3勝目を手にした。

 さまざまな思いが交錯しながらも、必死に腕を振った。同点の延長10回2死一、二塁。松井裕の視線の先には、矢野だけでなく、ネクストバッターズサークルに立つ、1つ年上の22歳の大谷もいた。「歓声がありましたからね。自分は矢野さんで勝負を決めるためにレアードを歩かせた。(大谷)翔平さんが出てきたら、札幌ドームがすごいことになると思うので、回したくないなとは思いました」。矢野を147キロ外角直球で空振り三振に仕留めて、流れを呼び込んだ。

 複雑な思いもあった。直前の2死二塁でレアードを敬遠気味に歩かせた。勝負を望んだが、首脳陣や嶋の説得もあって勝負を避けた。3月31日の開幕戦、オリックス戦(京セラD)以来となる2イニング登板。イニングまたぎは4月23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来3試合目だった。30試合でわずか1失点、防御率0・28と驚異的な数字を残す。15試合連続無失点と安定感抜群の守護神は「福山さんがまだ(27登板で)防御率0・00なので負けられない気持ちがある。自分が先に2点目を取られたら、また防御率が開くので」と意地を見せた。

 直後の11回にウィーラーの14号ソロが飛び出し、松井裕に3勝目が転がり込んだ。開幕から強力打線に注目が集まるが、2回以降は無失点リレー。若き左腕も「(打線に)助けてもらってばかりなので、投手陣で何とかゲームを作って、前半の恩返しをしたい」と意気込む。8連敗の金曜とは対照的に土曜は6連勝。梨田監督も「松井(裕)はよくやってくれている。ずっと土曜日がいいね」とご機嫌だった。(安藤 宏太)

最終更新:7/1(土) 2:36
スポーツ報知