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サニブラウン リレー侍完全撃破!「ハイレベルになればなるほど楽しい」

6/25(日) 20:39配信

デイリースポーツ

 「陸上・日本選手権」(25日、ヤンマースタジアム長居)

 男子200メートル決勝が行われ、前日の100メートルを制したサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=が、自己ベストとなる20秒32(追い風0・3メートル)で優勝し、03年大会の末続慎吾以来となる短距離2冠を達成した。100メートルではケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀、山県亮太を、200メートルでは飯塚翔太(25)=ミズノ=を下し、昨年のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリスト全員に完勝。完全に日本陸上界の主役に躍り出た。

【写真】2015年世陸、200m準決勝でガトリンと激突したサニブラウン

 純粋な欲求を走りで体現し、日本短距離界を制圧した。今大会100メートルは3レースすべて自己ベストで走り、200メートルもこれで2レース目。「正直、満身創痍だった」と万全ではなかったが、「これが終わればいっぱい寝れるし、美味しい物が食べられる。前半で勝負して、あとは我慢の勝負と思っていた。それで逃げ切れたのは良かった」と、充実した表情で汗を拭った。

 16歳で出場した15年大会以来、2度目の世界舞台に挑む。「速く走るのは楽しいし、ハイレベルになればなるほど楽しい」。自らの素直な思いを走りに込め、一回り大きくなった“怪物”が世界に挑む。