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三津谷亮、一回り年下の小野寺晃良の大人な対応にタジタジ 映画『ひだまりが聴こえる』初日舞台挨拶

6/25(日) 20:35配信

デビュー

 難聴の大学生と同級生の切なくも爽やかな友情を描いたBL漫画を実写映画化した『ひだまりが聴こえる』が、24日に公開初日を迎え、池袋HUMAXシネマズにて行われた舞台挨拶に多和田秀弥、小野寺晃良、三津谷亮、上條大輔監督が登壇した。

【写真】わきあいあいとした雰囲気だった舞台挨拶の模様

 同作品は、突発性難聴のため耳が不自由で人付き合いが苦手な大学生・杉原航平(多和田)と、明るく活発で友達思いの佐川太一(小野寺)の、切なくも爽やかな、“友達以上、恋人未満”の関係性を描いた文乃ゆきによるBL漫画が原作。

 公開初日を迎えたことに対して、W主演を務めた多和田は「去年の9月に撮影して、公開が6月24日と聞いたときは、全然先のことだなと思っていたけど、あっという間に感じました」と語り、「僕らが精一杯作ったものを、こうして今日、無事に幕を開けられたことが本当に嬉しく思いますし、これからどんどん“ひだまり”の輪が全国に広がっていけばいいなと思います」と挨拶。同じくW主演の小野寺も「精一杯作り上げた作品がみなさんのもとに届いたという、この感じがすごく温かい気持ちで、嬉しい限りです」と笑顔を見せる。

 太一の親友・ヨコを演じた三津谷は「公開までは“どんな反応なんだろう?”という不安もあったけど、今日初日を迎えることができて、前回のプレミア上映でも、お客様から温かい言葉をいただきました」と話し、「ここからはお客さんと一緒に作品を育てていけたらいいなと思います」とコメント。すると「素晴らしい!」(多和田)、「さすがだね~」(上條監督)と称賛の声が上がり、三津谷は「誉めても何も出ませんよ!」と照れ笑い。

 実年齢では一回り違うが、劇中では同級生を演じた小野寺(1999年生まれ)と三津谷(1988年生まれ)。MCからその話題を振られると、客席から笑いが起き、すかさず三津谷は「ちょっとだけお兄さんなだけです。笑いすぎですよ、みなさん。心の声で笑ってください!!」と呼びかけ、さらに笑いを誘う。

 若いキャストとのコミュニケーション術について、三津谷は「僕は青春学園に通っていたので、そこの学園は、中学生ではあるんですが、年がなぜか離れているということがあって、特殊な学園だったんですよね」と、自身が過去に出演していた、ミュージカル『テニスの王子様』での経験談を話し、「そこで若い子たちと一緒にお仕事をする機会がたくさんあったので、(若い子と)コミュニケーションは自然ととれる」とコメント。同じくテニミュ出身者である多和田も「僕もそちらの学園の後輩なんです(笑)」と笑顔で語り、場を盛り上げていた。

 しかし、一回り違うとジェネレーションギャップを感じていたそうで、「会話に関しては、ジェネレーションギャップはあったと思う。だって、三津谷くんの動きは古いって言われたもん!」と肩を落とす三津谷。両手でハートを作る仕草をした三津谷に対して、今は親指と人差し指をクロスさせてハートを作るのがイマドキの仕草だと指摘をされたと告白。そんな中でも、三津谷はジェネレーションギャップにめげずに食らいついていたそうで、「若いエネルギーをもらって、今流行っているものに乗っかっていこうと思って。やっぱり若いエキスを吸っておかないと、画面越しに出ちゃうから、年が!」と訴える。

 そんな三津谷について、小野寺は「すごいエネルギーを感じた。吸い付いてやろうみたいな(笑)」と振り返り、さらに「お兄さんっていう感じはなかった」と三津谷の印象を話し、「カメラが回っているときでも回ってないときでも、ずっとわちゃわちゃしてくるので、一回りも違うとは思えなかったですね」と淡々と語る。それに対して三津谷は「いや、それは俺が合わせてあげてたんだよ」と諭すも、小野寺の「ありがとう」という冷静な対応に、「やばい!完全に大人じゃん、俺より!!」と一枚上手の対応にタジタジ。

 一方、多和田に関しては「すごいお兄さんだなって思った」と語った小野寺。すると三津谷も「確かに、俺もタワちゃんのこと、お兄ちゃんだと思っているもん」と賛同。三津谷より実年齢は年下の多和田だが「タワちゃんは、フォローしてくれるし、悩みとかも聞いてくれるし、聞き上手」と三津谷が分析し、「たぶん、(3人の中で)末っ子は俺かな」と語り、ドヤ顔を見せて会場の爆笑を誘っていた。

 “お弁当”が本作のキーアイテムということで、「お弁当で一番好きなおかず」と「最近作った料理」を聞かれたキャスト陣。多和田は「ずっと小さい頃から卵焼きが大好き」と語り、「最近作ったのは、焼きうどん。メインが隠れるくらい野菜をめっちゃ入れて、ヘルシーに作りました」と明かす。小野寺は「幼稚園のときは、唐揚げが一番好きだった。最近作ったのはしょうが焼きです」とコメント。すると「えーすごい!食べたい」(三津谷)、「作ってよ、俺らに。てか、何で今日持ってきてくれなかったの?」(多和田)と矢継ぎ早に反応する年上組の二人。小野寺は「すごい食いついてくる」と苦笑いをみせつつも、「いいよ、今度作るね」と微笑んだ。

 また、三津谷が「僕の好きなお弁当は、コンビニのお弁当を買って、“コレ、誰かが手作りで作ってくれたんだ”って思いながら食べるのがすごく好きです」と衝撃のエピソードを明かすと、「ヤバイ、ヤバイよ、こんな29歳ヤダ」と多和田と小野寺は三津谷から遠ざかるひと幕も。三津谷はそんな二人に対して「ちょっと戻ってきてよ!」と訴えかけながら、「最近作ったのはカップラーメンです。3分で作りました」とコメント。続けて「ぶっちゃけ、食に興味がなくて。今日もこのドリンクが初めてのご飯。ドリンクだけでお腹いっぱいになっちゃんです」と小食をアピールしていた。

 最後は一人ずつ挨拶。多和田は「この作品が公開できたのは、なによりも原作者である文乃先生の熱い想いがあったからこそ。原作を読んでもらえたら、より“ひだまり”の世界が好きになってもらえるんじゃないかなと思います」と語り、「またぜひ劇場に足を運んでいただけたら」とコメント。小野寺も「最初は僕も抵抗があったのですが、原作を読んでみたらガラっと印象が変わりました。なので、ぜひとも原作を手に取ってほしいなと思います。続編の『-幸福論-』もすごく良かったので、ぜひ読んでみてください」とアピール。

 三津谷は「この作品を通して、普段、相手を傷つけようと思っていない一言が、意外に相手を傷つけてしまったりすることがあるというのを改めて感じて。相手を思いやって生きていきたいなと思いました」と語り、「みなさんの中にどんな“ひだまり”が残ったかというのを、ぜひ拡散してもらえたら」と呼びかけた。

 上條監督は、約1週間という短い期間での撮影を振り返り、「撮影期間が1週間くらいしかなかったので、航平やヨコはほとんど1テイクしか撮影できなかった。その中でもこのクオリティの芝居をしてくれたということに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と想いを打ち明け、「この3人に出会えたことは、僕の中ですごい財産だなと思います。なので、できればみなさんに、この映画の感想をいろんなところで書いていただいて、拡散していただけたら嬉しいです」と語り、舞台挨拶を締めた。

 映画『ひだまりが聴こえる』は、6月24日より池袋HUMAXシネマズにて公開、全国順次。なお、オーディション情報サイト「デビュー」では、本作で主人公・航平を演じた多和田秀弥のロングインタビューを掲載中(下記リンク参照)。

最終更新:6/28(水) 20:23
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