ここから本文です

8月に野外活動フェス 尾瀬の魅力若者に発信

6/25(日) 9:58配信

福島民報

 檜枝岐村政独立100周年、尾瀬国立公園独立10周年を記念し、国内最大規模のアウトドアフェス「フィールアース」が8月26、27の両日、檜枝岐村七入地区を中心に行われる。例年3千~4千人の若者や家族連れらが集い、キャンプなど野外活動を楽しむ人気イベントで、東北では初開催。尾瀬への登山者が減少する中、若者が尾瀬に触れるきっかけとなり、ハイカー増加の弾みになることが期待される。
 フィールアースは2003(平成15)年から静岡県裾野市、長野県軽井沢町など首都圏近隣で年一回程度、開催されてきた。キャンプ場などを会場とし野外宿泊をしながら、キャンプファイアや野外料理教室、音楽ライブなどを繰り広げ、アウトドアブランドのウエアや関連用品を販売する。アウトドアや登山雑誌などを扱う●(えい)出版社(東京)が主体となって運営している。
 今年は尾瀬国立公園に隣接する檜枝岐村七入地区がメイン会場で「尾瀬檜枝岐マウンテンフェス(尾瀬山人祭)」として行う。村が特別協力し、これまでのキャンプ中心のイベントに加え、尾瀬ハイキングや沢登り、渓流釣りなど檜枝岐の自然そのものを体験する催しを追加し、山遊びの総合イベントになる。キャンプだけでなく村内の民宿や旅館、山小屋への宿泊を促す。
 「山ガール」と呼ばれる女性登山愛好家らに人気のアウトドアスタイルクリエーター四角友里さんが参加するトークショーなどを催し、若い女性も楽しめる内容にする。都内を出発し1泊2日で四角さんと尾瀬を散策するハイキングツアーも予定している。
 10周年の節目を迎えた尾瀬国立公園だが、入山者数は減少を続けている。入山者は2001年度の約44万人に対し、2016年度は約29万人に落ち込んだ。村によると、中高年の割合が多く、若者への情報発信が課題となっている。
 フィールアースは毎年、30、40代が多く来場している。首都圏などから大勢の若者や家族連れの参加が見込めるため、村は尾瀬の魅力を伝え、再び村を訪れるきっかけにしたい考えだ。来年以降の継続開催も検討されている。
 星光祥村長は「尾瀬の入山者を増やすには若者へのアピールが大切。檜枝岐や尾瀬の豊かな自然や文化を多くの人に知ってもらいたい」と話している。

※●は木ヘンに世

福島民報社

最終更新:6/25(日) 10:19
福島民報