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この学校に毎日通いたかった 飯舘の仮設小児童 古里の小学校見学

6/25(日) 9:58配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故で福島県川俣町に移転している飯舘村の草野・飯樋・臼石合同仮設小の児童は24日、原発事故後初めて村内の各小校舎を見学した。全校児童51人が本来通うはずだった学びやをしっかり目に焼き付け、「飯舘っこ」の自覚を新たにした。
 児童はふるさと教育の授業で学年ごとに設けた村や学校の歴史、生活などテーマを踏まえて校舎を回った。平面図に特別教室の場所を書き込んだり、写真を撮ったりして記録に残した。電子オルガンの音色、中庭での一輪車、校舎内の隠れやなどを存分に堪能した。
 飯樋小近くに自宅があった志賀涼太君(飯樋小4年)は「仮設校舎と違って広く、校舎内に坂道の廊下もあった。多くの木で作られたこの学校に毎日通いたかった」と感慨深そうだった。
 認定こども園と小中学校を飯舘中敷地内に集約した新学校は2018(平成30)年4月に開校する。町、町教委は3小学校の校舎について利活用方法を検討している。

福島民報社

最終更新:6/25(日) 10:24
福島民報