ここから本文です

願う豊漁「今年こそ」 八戸港でスルメイカ漁始まる

6/25(日) 10:08配信

デーリー東北新聞社

 青森県八戸港で24日、小型イカ釣り船による本年度のスルメイカ漁が始まった。秋にかけて順次、巻き網船、中型イカ釣り船、底引き網船などと盛漁期に入る。スルメイカは2年連続で不調に終わっており、関係者は本年度の漁に期待を懸けている。

 同港所属の長久丸が市第2魚市場に7ケース(約5キロ入り)を上場。競りの結果、1ケース当たり高値3200円で取引された。昨年は6月7日に30ケースを初水揚げし、価格は高値2800円だった。八戸近海では例年より漁場形成が遅れており、魚体も小さいという。

 近海での小型イカ釣り船の漁は年内いっぱい行われ、夏から秋にかけて好漁場が形成されれば県内外から百隻近く集まる。仲買人は「昨年は不漁だっただけに今年はたくさん取れてほしい」と願っていた。

 八戸港の2016年の水揚げはスルメイカが主体の「イカ」が2万2120トンで、不漁とされた前年からさらに2割強の減少。小売価格の上昇を招き、消費者の“イカ離れ”を懸念する声もある。

デーリー東北新聞社