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松井玲奈が訊く「米津玄師にとっての“ヒーロー”とは?」

6/25(日) 0:08配信

ニッポン放送「しゃベル」

6月19日(月)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、月曜日レギュラーアシスタント:松井玲奈)に、シンガーソングライターの米津玄師がゲスト出演し、自身の持つヒーロー像について語った。

TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」新シリーズのオープニングテーマ『ピースサイン』を担当している米津だが、番組ではリスナーのメールをきっかけに”ヒーロー”の話で盛り上がった。

松井:「『ピースサイン』はTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマということもあって”ヒーロー”がテーマですが、米津さんが参考にしたヒーローはいますか?」というメールを頂きました。

米津:僕は週刊少年ジャンプがすごく好きで。小学校5~6年生ぐらいの頃に初めてNARUTOを読んで、そこから漫画好きっていう。ヒーローの話をすれば最初に出てくるのはナルトとか(ONE PIECEの)ルフィとか、そういう所から始まりますね。

吉田:「僕のヒーローアカデミア」作者の堀越先生にお会いして話を聞いた時に、堀越先生もそういうNARUTOとかONE PIECEとかBLEACHとかにめちゃめちゃ影響を受けて育った世代だったと思うんで、でも自分は教室でそういうのは全く無かったと。ほとんど人と話すこともなく。

米津:でも俺もそういう感じでしたね。NARUTOとかONE PIECEとかすごい好きだったけど、どっちかって言うと家にこもって絵とかばっかり描いてる……。でもなんか好きでしたね、そういう青春物語(笑)。

今でこそ音楽シーンの第一線で人前に出て活躍する米津だが、学生時代はあまり外で活発に活動するようなタイプではなかったようだ。そして「ヒーローになりたいと思ったことがあるか?」という話になると、米津は自身の音楽という領域の中の“ヒーロー論”について語った。

吉田:ヒーロー見てたけどなろうとはしていなかった?

米津:でもどうなんですかね?NARUTOになりたいと思ったことは1度もないですね。

吉田:あ、そうでしょ?

米津:最近になってようやくそういう事を考える様になったというか。自分の音楽を作る様になって、自分の音楽を好きな人がありがたい事に沢山いるわけですよ。その人達に俺はいったい何をするべきなのかなぁ、と考えると、やっぱり自分が子供の頃、中学生・高校生ぐらいの頃にくすぶっていた「もっとこうだったらいいのに」みたいな気持ちを代弁してくれる何かがあったんですよね。それは漫画もそうだし、その時好きだった音楽とか。それこそ、そういう事を歌ってくれてる人に対して「ヒーローみたいだな」って思った事もあったし。自分が今音楽作る立場になって、そういう人達とおんなじ場所に立っているんだなと考えると、じゃあ自分がどんな風に、どういう音楽を作っていくべきなのかなってのをすごい考えますね。

吉田:目指してたわけじゃないけど気付いたら忍びの里にたどり着いちゃってたみたいなことですよね?

米津:気がついたらそうなってたのかも知れませんね(笑)。

創作活動をしていたら気付かないうちに、昔自分が「ヒーロー」だと思っていた立場に立っていたという米津。「ハチ」としてVOCALOIDのコミュニティをきっかけに世に出てきたならではの、独自のヒーロー観を語った米津だったが、終盤リスナーから「米津玄師さんこそが私にとってのヒーローです!」というメールが送られてくると「ヒーローになっちゃってるんですか?」と、まんざらでもない様子を見せていた。

そんな米津の”必殺技”とも言える新曲『ピースサイン』は6月21日(水)にリリースされた。

ニッポン放送