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「中国大返し」ラン13人が走破 岡山→京都220キロコース

6/25(日) 21:04配信

山陽新聞デジタル

 羽柴(豊臣)秀吉が天下統一を果たすきっかけとなった「中国大返し」にちなみ、岡山を23日に出発し、京都に向かったウルトラソウル岡山支部(太田昌宏支部長)のランナーたちは25日、参加24人中13人が制限時間内に完走を果たした。昼夜を問わず約220キロのコースを駆け抜け、秀吉が率いた歴史的な強行軍を体感した。

 24人は全国各地から集まった30~60代の男女で全員、フルマラソン(42・195キロ)を上回る「ウルトラマラソン」の経験者。中国大返しの起点となる備中高松城(岡山市北区高松)を23日正午にスタートし、制限時間を25日午後3時までの51時間としてゴールのJR山崎駅(京都府大山崎町)を目指した。

 道中、暑さと梅雨の雨に見舞われながら力走した。45時間余りで無事ゴールした徳島県小松島市、会社員男性(43)は「備前市日生町地区をはじめ、各地で温かい応援を受けたからこそ完走できた。中国大返しを果たした武士たちの健脚ぶりを感じられた」と話した。

 歴史を探訪しながらの長距離マラソンとして岡山支部が初めて企画。1582年6月、備中高松城で水攻めをしていた秀吉が「本能寺の変」の報を受け、軍勢を率いて京都へ引き返し「山崎の戦い」に臨む中国大返しに着目した。