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西武・十亀、恩返しの快投 高校の先輩・タカ工藤監督の前で

6/25(日) 9:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-3西武(24日・ヤフオクドーム)

 エース菊池でカード初戦に大敗したショックを振り払った。2点リードの6回無死一、三塁。十亀は外角シュートで、上林を注文どおりの遊ゴロ併殺に仕留めた。三走の生還は許したが、リードを守って自身4連勝で今季4勝目をつかんだ。

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 2回には先制されながら、粘り強さを存分に発揮した右腕は「(6回は)上林がシュートに合っていない雰囲気だったので」と事もなげに振り返った。ソフトバンク戦はこれで通算2勝目。辻監督も「気持ちが十分に出ていた」と評価した。

 試合前の通算対戦打率が7割超と打ち込まれていた天敵松田は2回に空振り三振に仕留め、3回1死一、三塁では浅い中飛に封じた。「相性の悪さは分かっていた。そういう相手にもインコースを攻めきれた」。納得の投球にうなずいた。

 敵将の工藤監督は愛工大名電高の先輩で、対戦前は必ずあいさつに足を運ぶ。「いつも『頑張ってください。でも、ウチも全力でいくから』と言われる。言葉にするのは難しいけど、こういった形で返せるのが一番だと思う」。先輩への“恩返し”の快投だった。

 チームの連敗も3で止めた。「またソフトバンクに負けると、嫌なイメージになっていた。上位相手にこういう投球ができたのは大きい」。2015年に11勝を挙げた実績ある右腕が、本来の力強さを取り戻しつつある。

=2017/06/25付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:6/25(日) 9:01
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