ここから本文です

麻央さん死去 妻に先立たれ、シングルファザーとなった男性を待ち受ける困難さとは

6/25(日) 8:00配信

AbemaTIMES

■「妻に銀行口座の暗証番号を聞くことができなかった」

 乳がんで闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、34歳の生涯を閉じた。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)が公演の合間を縫っての会見で明かした最期の言葉は「愛してる」。家族に見守られての旅立ちだったという。

【動画】海老蔵さん「きっと麻央はずっと皆さまのおそばにいる」 麻央さんの死去を受け会見

一夜明けた24日午前、海老蔵さんはブログを更新。「今日からパパ ママもやります。」、そして「2人はお母さんがいません。これから2人には大きな心の戦いが待っています。」と、歌舞伎の名門市川家を背負いながら、残された麗禾ちゃん(5)、勸玄くん(4)に対し、父親としてだけでなく、母親である麻央さんの役割も果たしていく決意を綴った。

 最愛の人に先立たれ、シングルファザーとなった男性たちは、どのような課題と向き合うことになるのか。AbemaTVでは、2人の男性を取材した。

 『AbemaPrime』のテレビディレクター、木下健氏も海老蔵さん同様、妻を乳がんで亡くした経験を持つ。7年にわたる闘病生活の末、妻が亡くなったのは8年前。当時2人の息子はそれぞれ中学2年と小学6年生だった。
 
 海老蔵さんの会見を受けて木下氏は「海老蔵さんがお子さんのことをおっしゃったときに、当時のことを思い出しました」と話す。大学生になり、離れて暮らす息子とLINEで久しぶりに会話をしたという。「3人残されてどうしようとなったこと、車で旅行したことなどを話しましたね」。

 「三回忌、七回忌など、節目には色々と思い出すことがあります。子どもたちも大きくなったので、“お母さんの思い出話をしようか“というような話もできるようになりました。今年、次男が大学に入学しました。嬉しいことなんですけど、墓前に報告すると、やっぱりここにカミさんがいないのは可哀想だなと考えてしまいます」。

 ステージ4の妻を前に、「銀行口座の暗証番号とか、手続きのことを聞かなきゃなと思った時もあったんですけど、それを聞くということは、ゴールが見えたということのように思えて、結局話すことができませんでした。亡くなった後、そうした手続きは時間がかかりました」と話す。最近も、妻が密かに蓄えていたと思われる通帳が自宅から出てきたのだという。

 まだ若かった木下氏。「息子からは、直後に家に女性を連れてくるなと堅く言われたので…」と苦笑する。しかし、「あの時、息子がいなかったらどうなっていたのかと思います」と、息子たちの存在が、木下氏を支える大きな力になったと明かした。

1/2ページ

最終更新:6/25(日) 8:00
AbemaTIMES