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世田谷区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

6/25(日) 15:10配信

選挙ドットコム

世田谷区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

前回13年選挙は1位から3位まで自民党が占め、前々回09年選挙では、民主党3人が4万票から6万票近くの票を得て上位3位に並びました。その時点での政党の党勢が如実に反映される=有権者の意志決定が表れる選挙区として注目されます。

自民党、民進党、公明党、共産党、日本維新の会、社民党の国政政党に加え、都民ファーストの会、東京・生活者ネットワークなども候補者を擁立し、合わせて18人が争う激しい戦いが展開されています。

自民党現職・三宅茂樹氏は、都議5期の経験と中小企業対策の充実などをアピールしています。

自民党現職・大場康宣氏は、子育てや医療政策の充実やまちづくりなどを訴えます。

自民党現職・小松大祐氏は、区議・都議の経験と雇用や産業振興、救急医療の充実などを訴えます。

公明党は、これまで2議席を維持してきましたが、現職のうち1人の選挙区を変更し、今回は栗林のり子氏1人に絞って議席維持を目指します。栗林氏は10人の区議とともにきめ細かく支持者廻りを続けています。国政比例票では3万票~3万3000票を超える得票を得ていて、党勢を議席維持に結びつける方針です。

共産党は、現職・里吉ゆみ氏1人に絞り、議席維持を目指します。14衆、16参での国政比例得票数は5万5000票前後で党勢を議席維持に結びつける方針です。

民進党は、前回ともに落選した山口拓氏ともう1人の元職を公認していましたが、告示直前に、もう1人の元職は立候補を取り止めました。山口氏は労働法制の遵守による働きやすい社会の実現などを訴え、議席復活を目指します。

都民ファーストの会は、去年の都知事選挙で小池氏が20万票を超える得票をしていることから、党勢を議席獲得に結び付ける考えです。

「希望の塾」塾生で大手電機メーカー社員の新人・福島理恵子氏に加え、自民党から移籍してきた小金井市選挙区選出の現職・木村基成氏を世田谷選挙区に転出させ、複数議席の獲得を目指します。

福島氏は、IT産業を中心とした雇用創出などを訴えます。

木村氏は転区に伴う知名度の浸透が課題です。

現職が引退する東京・生活者ネットワークは、新人・岡本京子氏を擁立、自然エネルギーの推進や子ども政策の充実などを訴え議席維持を狙います。

日本維新の会は、元参院議員秘書の新人・稗島進氏を擁立し都議会改革などを訴えます。

社民党は、唯一の公認候補で、前区議の新人・桜井純子氏を擁立します。保坂展人区長がかつて社民党衆院議員だったのをはじめ1万票を超える国政比例票に加え、13年参院比例選挙で緑の党が獲得した1万2000票近くの環境・エネルギー政策に問題意識を持つ有権者層への浸透を図ります。

都のカラ出張などを暴きだし、情報公開を訴え、これまで2期都議を務めた行革110番の元職・後藤雄一氏、地方議員の政務活動費の不正取得など公金を巡る不祥事が続いたことから「専業議員をゼロにして他に職業を持つ議員を増やそう」と訴える地方議員ゼロの会からは、ねこカフェ経営の新人・伊沢浩美氏が立候補します。

いずれも無所属で新人のマック赤坂氏、藤田孝行氏、三浦静加氏、川合善大氏、森二三男氏も立候補します。

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最終更新:6/25(日) 15:10
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