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4回に待っていた落とし穴 プロ3年目の鷹ドラ1右腕が痛感した「1球の重み」

6/25(日) 9:31配信

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2発に泣いたホークス松本裕「1本目だけだったら…」

 2発に泣いた。ソフトバンクの松本裕樹投手。24日の西武戦(ヤフオクD)で先発するも、4回にメヒア、外崎に2者連続アーチを浴び、5回途中3失点で2敗目。試合後は「1本目だけだったら、今日の展開だったら同点だったかもしれない」と、2本目の被弾を悔やんだ。

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 初回、浅村に二塁打を浴びたものの、3つのアウト全てを空振り三振で奪う上々のスタートを切った。3回までに5個の三振を奪い「相手の打者の反応を見ていたら、真っすぐで刺されていたし、ボールはいっているかなという感触があった」という。ただ、4回に落とし穴があった。

 先頭の栗山を中前安打で出塁させ、メヒアを打席に迎えた。ファール、見逃しと2球で追い込み、3球目は外角のカーブでボール。4球目に選んだのは、その真っすぐだった。

「決めにいって甘くなった」。捕手の甲斐が構えたアウトコースよりも内に入った。捉えられた打球はセンターバックスクリーンへ。2ランで逆転を許した。続く外崎にも、外角の真っすぐを右翼ホームランテラス席に運ばれた。いずれも真っすぐを捉えられての、2者連続被弾に「1球の重みを今日は感じさせられました」という。

手応えつかみかけた交流戦、リーグ再開で感じた「違い」

 6月3日のDeNA戦(横浜)でプロ初勝利を掴み、6月17日の広島戦(マツダ)では自己最長となる7回まで投げて2失点。手応えを掴みかけた交流戦だった。

 リーグ戦が再開し、再びパ・リーグの打者との対戦。「いっている」と感じた真っすぐを、捉えられ「真っすぐを弾き返された。今日は、1球で仕留めてくるというのは、違いとして感じました」という。

「今日のことは反省して、次チャンスをもらえるのであれば、それを生かしていけないといけないと思います」

 2014年のドラ1右腕はまだ3年目。1軍での先発はこれで5試合目だ。学ぶことは、まだまだ山ほどあるはず。この日の経験を、また成長の糧としなければならない。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:6/25(日) 9:31
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