ここから本文です

全日本F3第11戦鈴鹿:坪井翔がポール・トゥ・ウィン。鈴鹿2戦勝を達成

6/25(日) 18:24配信

motorsport.com 日本版

 2017年の全日本F3選手権の第11戦が25日、鈴鹿サーキットで行われ、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が2戦連続でポール・トゥ・ウィンを飾った。

【写真】全日本F3鈴鹿ラウンド第11戦のスタートシーン

 当初の天気予報では雨になると言われており、実際に昨日夜から雨が降り始めていた。しかし明け方にはそれも止み、コース上は概ねドライコンディションになった。とはいえ、グリッド上はイン側とアウト側で残っている水の量が異なり、これがトムス勢のフロントロー対決で明暗を分ける形となった。

 アウト側のポールポジションからのスタートだった坪井は好ダッシュを決めたが、イン側2番手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)は出遅れてしまい、高星明誠(B-MAX NDDP F3)、アレックス・パロウ(THREEBOND)の先行を許してしまう。

 2周目に入った1コーナーでは、勢いに乗ったパロウがアウトから高星をオーバーテイクし2番手に浮上。翌3周目に1分53秒270のファステストラップを叩き出し、今週末絶好調の坪井に勝負を挑んでいく。

 しかし、坪井も前日の第10戦以上に安定した走りをみせ、パロウに付け入る隙を与えず走行。レース後半に小雨がパラつき始めたが、最後まで安定した走りを披露し、2戦連続でトップチェッカーを飾った。2位はパロウ、3位には高星が続いた。

 レースを終えた坪井は「スタートのラインのところが少し濡れていて、少しホイールスピンをしてしまって、後ろの高星選手に詰められましたが、順位をキープできました。序盤からプッシュしてなるべくリードを作ろうという考えで走りました。序盤でリードを広げられたので、そのマージンがあったから勝てたのかなと思います」とコメントした。

 今年は思うように結果が残せていなかった坪井だが、2戦連続でポール・トゥ・ウィン。ランキングトップの高星との差も34ポイントに詰め、逆転チャンピオンの可能性を拡げた。

吉田知弘