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Moto3アッセン決勝:最終ラップの攻防を制したカネットが今季2勝目。鈴木竜生は8位

6/25(日) 19:05配信

motorsport.com 日本版

 TTサーキット・アッセンで行われたMotoGP第8戦オランダGP。Moto3クラスの決勝はファイナルラップで大きく順位が変動。アロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が今季2勝目を挙げた。

【リザルト】MotoGP第8戦オランダGP:Moto3決勝結果

 気温は18度、路面温度21度。Moto3クラスのレース開始時点で、路面は所々ウェットパッチが残るものの、ドライコンディション。各ライダーはスリックタイヤを装着してレースに臨んだ。

 ホールショットを奪ったのは、ポールのホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing)。4番グリッドのナカリン・アティラプワパ(Honda Team Asia)もスタートでトップをうかがった。7番グリッドスタートのジョアン・ミル(Leopard Racing)が4番手に浮上し、その後ろについた鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)も5番手まで浮上した。

 1周目を終え、アティラプワパが後退しミルが3番手、鈴木が4番手となった。

 アダム・ノルディン(SIC Racing Team)、ロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)を加え、6台がトップ集団を形成。鈴木はこの集団の最後尾についた。

 フェナティの勢いが良く、2番手を走っていたボー・ベンドスナイデル(Red Bull KTM Ajo)を攻略。トップを走っていたマルティンがミスをしたこともあって、先頭に立った。

 この集団のバトルは激しく、フェナティが集団の引っ張るものの抜け出すには至らない。9周目には、ミスをして先頭を明け渡していたマルティンがトップを取り返した。

 バトルを繰り返していたトップ集団のペースは良くなく、7番手カネット以下の第2集団が完全に追いつき、集団は11台に膨れ上がった。

 第2集団にいたマルコス・ラミレス(Platinum Bay Real Estate)は次々とペースを上げ、残り6周の時点で2番手まで浮上した。トップはフェナティ、3番手にポイントリーダーのミルがつけ、鈴木は7番手となった。

 23番グリッドスタートで表彰台経験もないラミレスは、残り5周の時点でトップに浮上した。激しいポジション争いの中でわずかに接触があり、マルティンがオーバーラン。先頭集団の最後尾11番手に後退した。

 トップを走っていたラミレスは1周で9番手までポジションを落とし、ミルがトップに立った。ファイナルラップに入って、トップはミルのまま。2番手にカネット、マルティンは5番手までポジションを回復した。

 接触のある激しい争いの中、フィニッシュ直前で大きく順位が変動。ミルが9位までポジションを落とし、トップでチェッカーをくぐったのは第2集団から追い上げたカネットだった。2位にはフェナティ、3位はジョン・マクフィー(British Talent Team)が入った。母国レースだったベンドスナイデルはフィニッシュライン直前で他車と接触し転倒。バイクから落ちた状態でフィニッシュしたため、最終結果から除外された。

 トップ集団で激しくバトルを戦った鈴木は結局8位でフィニッシュ。佐々木歩夢(SIC Racing Team)は15位でポイントを獲得した。鳥羽海渡(Honda Team Asia)は19位だった。

松本和己