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F2バクーレース2:優勝はノーマン・ナトー。松下信治、12番グリッドスタートも7位入賞

6/25(日) 20:33配信

motorsport.com 日本版

 FIA F2選手権第4戦バクーのレース2が行われ、ノーマン・ナトー(アーデン)が優勝した。

F2バクー戦レース2リザルト

 レース1結果の1位から8位までがリバースグリッドでスタートするレース2は21周で争われた。スタートでホールショットを決めたのは、ポールスタートのラルフ・ボシュング(カンポス)だったが、2コーナーでオリバー・ローランド(DAMS)に交わされてしまい、2番手となった。

 さらに4番グリッドスタートのナトーが、ボシュングのリヤタイヤにフロント側を引っ掛けながらもオーバーテイク。ボシュングは3番手へポジションを落とした。勢いを失ったボシュングは、ニコラス・ラティフィ(DAMS)に3番手を譲り、さらに5周目にはニック・デ・ブリーズ(ラパックス)にも交わされて順位を落としていった。

 一方、松下信治(ART Grand Prix)は12番グリッドから発進し、グスタフ・マルヤ(レーシングエンジニアリング)とセルジオ・カナマサス(トライデント)を交わして10番手に浮上した。

 レース1の優勝者シャルル・ルクレール(プレマ)は、スタートはセルゲイ・シロトキン(ART Grand Prix)に交わされて9番手にポジションを落としていた。しかし、8周目でローランドがマシントラブルでリタイア、さらにデ・ブリーズもストップしたことで、ルクレールに追い風が吹いた。そこからルクレールの勢いは増し、ホームストレートでアーテム・マルケロフ(ロシアンタイム)をオーバーテイクし、さらにシロトキンも交わして4番手へジャンプアップ。11周目にはファステストを記録しながらジョーダン・キング(MPモータースポーツ)を攻略し、ルクレールは表彰台圏内に入った。

 ルクレールの勢いはとどまることを知らず、13周目でラティフィを捉え、トップのナトーに狙いを定めた。ナトーにじわじわ接近していくルクレールだが、残り5周を終えようかというところで、イエローフラッグ無視による10秒のタイムペナルティが科されてしまうことが決定した。

 残り3周というところでルクレールがナトーの前に出て、懸命にナトーを引き離そうとするも、ナトーが意地をみせ、ルクレールに離されるまいと粘った。

 結果、トップチェッカーを受けたルクレールの後に、1.3秒差でフィニッシュラインを横切ったナトーが久々の優勝を掴み取った。なお、ルクレールは3着のラフィティに11秒差つけることに成功したため、10秒ペナルティを受けたものの2位表彰台を獲得した。

 最終ラップで7番手だった松下は、前のマルケロフを追い、4番手争いをする集団に接近したところで、チェッカーフラッグを受けた。

 この結果により松下の年間ポイントは50となりランキング6番手。5番手のラティフィには3ポイント差、トップのルクレールとは72ポイント差つけられている状況である。