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藤原竜也と前川知大が舞台で初タッグ

6/25(日) 7:00配信

Lmaga.jp

現在公開中の映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』や、TBSドラマ『リバース』など、主演作が途切れることがない俳優・藤原竜也。今後ブレイク確実な劇作家・前川知大(イキウメ)が脚本を手がける舞台『プレイヤー』で、初めて前川作品の主演を務める。

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劇団イキウメで上演した『太陽』が神木隆之介主演で映画化されたのに続き、やはり同劇団の代表作『散歩する侵略者』が黒沢清監督によって映画化(9月9日公開)されるなど、映像界からも熱い注目を浴びる前川。日常の中に宇宙人や妖怪などのSF&オカルト的な要素が入り込むことで、人間や社会の本質をあぶり出すドラマが、人気を集める。藤原にとっては、奇想天外な世界で、その世界観に負けないパワーを秘めた人物を演じる方が断然ハマるので、前川は間違いなく相性の良い作家だろう。

舞台となるのは、幾人かの役者たちが『PLAYER』という戯曲を演じているリハーサル室。生きた人間たちが死者の言葉を「再生」するというこの物語と、役者たちが戯曲に書かれた言葉を「再生」するという状況が次第にリンクし、全員が平常心を失っていく・・・という内容だ。イキウメで2006年に上演したミステリー風のドラマを、演出担当の長塚圭史(阿佐ヶ谷スパイダース)の意見を取り入れながら、二重構造を持つ高度なエンタテインメント作品にリメイクしたという。

ほかの出演者は映画『22年目の告白』でも藤原と共演している仲村トオルに、成海璃子や真飛聖など。特に仲村は前川作品に5回も出演しているので、その魅力を知り尽くしているのが心強い。不可解だけど妙にリアルな感触を残す前川の世界に触れることで、藤原がまた新たなモンスターキャラを生み出してくることは確実。舞台だと一層輝く、その迫真の演技を一度は目に焼き付けておこう。大阪公演は8月31日~9月5日に「森ノ宮ピロティホール」(大阪市中央区)にて。チケットは11000円で、7月2日から各プレイガイドで発売される。

文/吉永美和子

最終更新:6/25(日) 7:00
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