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「辺野古新基地イラナイ」プエルトリコのアナヤさん 自国の歴史重ね

6/25(日) 12:10配信

沖縄タイムス

 県内で開催中の「第9回軍事主義を許さない国際女性ネットワーク会議」の海外参加者が24日、名護市辺野古の新基地建設現場を訪れた。抗議船に20人以上が分乗して米軍キャンプ・シュワブ内の砂浜で進む護岸工事に対し、スペイン語や英語、覚えたての日本語で「基地いらない」と声を上げた。

 ドミンガ・フローレス・アナヤさん(64)は2003年、ビエケス島の米軍射爆撃場を撤去させた米自治領プエルトリコからやって来た。「米軍との闘い方を学ぶ」ため、自ら米陸軍に志願して22年間の軍隊生活を送った。内側から見た軍の論理は「貧困をつくり、軍隊に取り込み、地元の人間同士を争わせる」ことだった。

 米軍基地を造るはずの辺野古の海上にも米兵は見当たらず、日本人同士、沖縄人同士が衝突する。共通の構図を見抜いたドミンガさんは「それでも私たちは米軍と闘い、追い出した。次はここで同じことが起きる」と語った。プエルトリコの小旗を誇らしげに掲げ、闘争の中で歌い継がれてきた歌を歌った。「やつらは恐れている 私たちが恐れないことを知っているから」-。初めての来沖で、「帰ったら沖縄のことを訴える運動を始める。ビエケスでも国際社会が力になってくれた」と語った。

 国際女性ネットワーク会議の公開シンポジウムと分科会は25日午前9時~午後5時、沖縄大学で開かれる。

最終更新:6/25(日) 12:10
沖縄タイムス