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昌平の注目ボランチMF山下勇希が6-0快勝導き、プロ入り懸けた全国へ:埼玉

6/25(日) 9:17配信

ゲキサカ

[6.24全国高校総体埼玉県予選準決勝 昌平高 6-0 浦和学院高 埼玉スタジアム第3G]

 U-17、18日本代表スタッフや多数のJクラブスカウトが会場に訪れていたこの日、昌平高MF山下勇希(3年)が誰よりも存在感を放っていた。ボランチの位置から持ち味である縦方向へのドリブル、パス交換で何度も前進。寄せてくるDFを鮮やかな身のこなしで振り払いながらサイド、中央へ角度のあるパスを通して昌平の仕掛けをスピードアップさせていた。

「自分でドリブルとかで運んでいって攻撃の意識を持てと言われて試合をやったんですけれども、自分で前向くことができて、ドリブルで運ぶプレーも何プレーかできたし、古川とかに縦パスとかも供給できていたと思います」

 また、前任の背番号7、MF針谷岳晃(現磐田)を彷彿とさせるような、DFからボールを遠ざけながらのキープ。そして、針谷よりも評価の高い守備面でもインターセプトを繰り返すなど攻守の柱としてチームを6-0の快勝と、全国出場へ導いた。

 優勝した関東大会は足首、膝の負傷によって、1試合の出場のみ。「関東大会は1回戦しか出なくて優勝したときも素直に喜べなかった」という山下だが、全国出場を懸けた一戦で鬱憤を晴らすようなパフォーマンス。藤島崇之監督は「もうちょっと丁寧にやらなければいけない」とより高いレベルのプレーを求め、本人もまだベストではないと感じている様子だが、すでにJクラブから練習参加の問い合わせもあるというMFは、全国大会では最注目のボランチの一人となるはずだ。

 攻撃的なボランチとして、ゴールはこだわっている部分だ。この日は強烈なミドルシュートを枠へ飛ばすシーンなどもあったが、無得点に終わった。小柄なボランチである山下にとっては目標のプロ入りのためによりプロのスカウト陣に認められるプレーをしなければならない。それだけに、「中盤で点取れるようなプレーヤーになって、もっと点取れればもっとアピールできると思って、このインハイに臨みたいです」。針谷やMF松本泰志(現広島)、そして山下自身らのいた昨年同様に、今年もタレント揃う昌平の逸材がプロ入りを懸けて全国に臨む。

最終更新:6/25(日) 9:17
ゲキサカ