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〈真昼の記憶〉辻有希さんと阿部寛文さんが木と紙の作品展を開催!/北海道

6/25(日) 13:19配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュースvol.2120

札幌・東京・ドイツにて、辻有希さんと阿部寛文さんによる木と紙の作品展〈真昼の記憶〉が開催されます。

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ふたりによる展示は2013年の〈朝に起きる。〉、2014年の〈そして、夜がくる。〉以来、3年ぶり。今回は私たちが1日のなかで残す行為の奇跡を“記憶”ととらえた新作を発表します。

■真昼の記憶

「朝に起き, そして夜がくる. その一日の中に私たちは行為を残す. その行為は, 手の工程をただ残したものではなく,あなた自身のものとして辿れる記憶である. 木と紙を通して, その日々を刻む.」

辻さんは、木のうつわやアクセサリー、モビールなどを手がける木工作家。北海道の札幌に生まれ、現在も札幌を拠点に活動されています。

作品には、道産材を使うことが多いという辻さん。北海道で育った木はほど良い硬さで、うつわに適しているのだとか。特に北海道にしかないエゾヤマザクラなど、サクラの木が好きなのだそうです。木のうつわは使い込むほどに味わいが出てくるので、経年変化も楽しめそう。

阿部寛文さんは、札幌でデザイナーとして経験を積んだ後に独立し、現在はドイツのベルリンを拠点に活動されています。何処に暮らしていても、その地域の表情や記憶を自分の中に見て、そこから何かを残していきたいと考えているのだそう。

繊細な表情が美しいドローイングは、〈谷徳製紙所〉(兵庫県)で漉かれている手漉き和紙(名塩和紙)や、日焼けしたわら半紙、くたくたになったクラフト紙、カビやシミのついた紙など時が刻まれた古い紙などに鉛筆で彫るように描かれたもの。模索のなかから生まれた、動力に満ちた線や、ユーモラスなかたちたち。ぜひ本物を見てみたいですね。

展覧会は、ふたりの出身地である札幌から始まります。2017年7月2日(日)は、札幌のごはん屋さん〈pippin〉の朝ごはんが食べられる朝の会(午前8時~10時まで)も開催されます。

かすかな閃きを追って日々鉛筆やのみを使っていると、ふと新しいかたちが見えてくる。ぜひ間近で、ふたりの新作をご覧になってみてください。

information
真昼の記憶 札幌展
開催日:2017年6月30日(金)~7月5日(水)
時間:12:00~19:00
会場:Context-s
住所:札幌市中央区南21条西8丁目2-10

真昼の記憶 東京展
開催日:2017年7月17日(月・祝)~7月23日(日)
時間:12:00~19:00
会場:Context-s Asagaya
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-4

真昼の記憶 ドイツ展
開催日:2017年8月5日(土)~8月27日(日)※週末のみ
時間:土:11:00~20:00 / 日:11:00~18:00
会場: Zum Lowen / GroSser Garten
住所:Dorfmitte 7, 17268 Gerswalde, Germany


writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

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