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山本昌邦氏が豪州代表を分析「夏の日本ではハイテンポは長時間続かない」

6/27(火) 6:03配信

スポーツ報知

◆コンフェデレーションズ杯第7日 ▽1次リーグ チリ1―1オーストラリア(25日、ソチほか)

 1次リーグB組最終戦が行われ、オーストラリアはチリと1―1で引き分け、勝ち点2の3位で敗退した。スポーツ報知評論家の山本昌邦氏(59)が現地で試合を観戦。8月31日のロシアW杯アジア最終予選で日本と対戦するオーストラリア代表を分析した。ドイツはカメルーンを3―1で下し、1位突破。準決勝はポルトガル―チリ、ドイツ―メキシコのカードとなった。

 前半42分だった。チリGKブラボからのフィードをオーストラリアが中盤でカット。最後はMFクルーズから左に開いたFWトロイージがGKの前で右足で浮かしてゴール。決勝トーナメント(T)進出へ2点差以上の勝利が絶対条件の中、待望の先制点を奪った。

 山本(以下、山)「決勝Tへ進むため、勝たなきゃいけない状況で、リスクを背負って前から積極的にプレスをかけた。中盤はチリのビダル、シルバ、アランギスにマンツーマン気味で、自由にさせない戦術をとった。球際の強さ、ボールを奪うところ、当たり負けしないなど、タイトに戦った」

 後半になると、南米王者のチリが次第にペースをつかんだ。オーストラリアは同22分にクロスからの競り合いをFWバルガスに頭で落とされ、FWロドリゲスに右足で同点弾を決められた。

 山「前半ロスタイムのユリッチのボレー、後半18分の左からのクロスにクルーズが飛び込むなど、オーストラリアはその後の決定機を、ことごとく決めきれなかった。後半、決定機ではチリの方が精度が高かった」

 1―1の後半27分にも、オーストラリアはFWマクラーレンが左からのクロスに飛び込んだが、ゴール左へそれた。結局1―1で試合終了。3試合で勝ち点2となり、B組3位。1次リーグ敗退が決まった。

 山「気温が低く、湿度が低い中での戦い。前半はいい内容で、オーストラリアが成長しているのは分かる。ただ、8月31日は高温多湿な日本での戦いとなる。前半見せたハイテンポなサッカーは日本を苦しめる可能性がある。だが、この日の気候条件でさえ、最後まで(パフォーマンスが)続かなかった。ましてや冬のオーストラリアから夏の日本に来て、長い時間やり通すのは難しいだろう」

 日本は、勝てば6大会連続6度目のW杯出場が決まる大一番。相手の失速をみると、日本に勝機はある。

最終更新:6/27(火) 6:03
スポーツ報知